私達は、心は絶対にひとつなのだと思います。
大変なときは、助け合って生きる。そうでなければ人は生きていくことができません。
一人の人生を見てみると、
赤ちゃんからはじまりますが、赤ちゃん一人で生きることはできません。
大人になると、一人で生きれるような気がしますが、そうではありません。
就職するにしても、身元保証人だとか連帯保証人で親の名前を書きますが、ああ、大人になっても親にはずっとお世話になっているんだなって思います。
人の最後を見て下さい。一人で生きることはできません。
年老いたら、人はあまりにも何もできなくなるんです。トイレに行くことも難しくなるし、簡単にお風呂に入ることもできません。
こんな風に神様は、創造されたんです。
一人で何でもできるように神様は創造なさいませんでした。神のように作らなかったその理由を知っていますか。
神のようになんでもできたら、わかってあげることができなくなるんです。
誰かの苦しみを分かることはできません。そして神様の心を分かることもできません。
その大変さ、辛さ、苦痛、もがき・・・誰もが体験しますが、これを体験するからこそ、誰かを支え助けてあげることができるのです。
助け合って生きること。
信仰の問題として、個人信仰になってしまう一例があります。
自分と神様だけを考えて生きること。教会の人たちとは特に触れ合わず、関心もなく、ただ空間だけ共にすること。
私は昔そういう傾向にあったんですよね。でも違うんだということが分かりました。私達はお互いに支え合って生きなければ何もすることができないんだなって。神様を信じていても、自分一人で何か大きなことを成し遂げるということはできないんです。
誰かと共に協力して行ってこそ、大きなことを行うことができます。一人にはいつも限界が伴います。
神様の目的をみんなで成そうと一つになってこそ、できることがあるんです。
世界中どこにいたとしても、お互いに助け合って生きなければ誰一人として生きることはできないから、、
(そして神様も、おひとりで地球上の全てを変えることはできないから)
一人ひとりの価値をわかって、共に手を組んで生きていけますように。