聖書を読んだことはありますか?
読んだことがない方にとっては、聖書に何が書かれているか検討がつきませんよね。
私も昔は創世記と、新約聖書という言葉だけ知っていました。だから中に何が書かれているかなんて全く知りません。
ソドムとゴモラ、ノアの箱舟、イエス様とか部分的な名前だけは何となく~という感じです。
さて、どんな方でも聖書を読もうとしたとき、必ず止まる場所があります。
それが「レビ記」です。
レビ記って何?
そもそもレビって何?て感じでしょうか…
レビとは創世記に出て来るヤコブの三男の名前。のちにイスラエル12部族の一人に数えられています。
レビの子孫達はレビ族と呼ばれていますが、のちのちレビ族はイスラエルの中で「祭司職」の使命にあたることになります。
神様と人間を繋ぐためには、神様が与えた法通りに行う必要がありますから、レビが象徴としてタイトルに書かれているのではないかと言われています。詳しくはこちらのサイト様を是非御覧ください^^
レビ記には何が書かれているの?
聖書の始まりは創世記なんですが、創世記はなかなかテンポ良く読めます^^
でもレビ記に突入した途端、
読み進めるのを止めたくなります。
なぜなら、ひたすら「規定」が書かれているからです(´`:)
「◯◯しなければならない」
「△△しなければならない」
マストマストマスト!!の連続。。
神様もういいですー!と言いたくなります。
旧約時代と新約時代の大きな違いは、
神様との関係性です。
旧約では神様と人間の関係は「主人と僕」
新約では「親と子供」の関係です。
だから、旧約聖書を読むと、神様が人間達が全うに生きれるように様々~な法(規定)を与えているんです。
規定の種類はざっとこんな感じです。
1章〜7章 神様への献げ物について
8章〜10章 祭司がどのような事をするのかについて
11章〜16章 人間の「けがれ」と「きよめられた」ことについて(不浄と清浄)
17章 動物や供え物の捧げ方について
18章 性関係に関すること
19章 神様と人間との間の規定について
20章 死罪に該当する事についての規定
21章 祭司の汚れについて
22章 供え物について
23章 祭について
24章(〜9節)幕屋に関する事
24章(10節〜)主の名を汚すことについて
25章 安息日とヨベルの年について
26章 偶像崇拝の禁止・災いと祝福について
27章 誓願をする際の献げ物について
主はモーセを呼び、会見の幕屋からこれに告げて言われた、 「イスラエルの人々に言いなさい、『あなたがたのうちだれでも家畜の供え物を主にささげるときは、牛または羊を供え物としてささげなければならない。 もしその供え物が牛の燔祭であるならば、雄牛の全きものをささげなければならない。会見の幕屋の入口で、主の前に受け入れられるように、これをささげなければならない。(レビ記 1:1-3 )
こんな感じで、レビ記は27章まであります^^;笑
でも、これはとーっても大事な位置を占めています。
旧約時代では、人間が神様の前に進み出るとき、必ず「献げ物」が必要でした。
牛とか鳥とか、万物を通してでないと、神様の御前に進み出れなかったんです。
それにも理由があるんですけど、、深く話すと一日かかっちゃうんで、
めっちゃ簡単に話すと
「人間は堕落したことで、万物よりも清くなくなっちゃった」から。
神様だってそんな献げ物を通して会いたくなんてありません。
事実、神様は創世記のアダムに直で対話しています。アダムが献げ物をしている描写はありません。その必要がなかったのです。
レビ記に書かれているのは、それでも精一杯神様が人間とコミュニケーションをとる唯一の方法だったんですよね。
本当は直でのやりとりが一番いいんですけど、堕落したことでそれができなくなりました。
だから、レビ記は神様が人間と通じたい!その想いが、旧約時代にできる最大限の表現として「規定」となって現れているのだなあと思ったのでした。
少しはレビ記に対する気持ちが変わったでしょうか…^^;^^;
そんな私もレビ記を目の間にすると目をそらしたくなりますが、、
レビ記につまずいている方々に向けて、少しでも理解が楽しめるように、密かに計画しているものがあります^^
これはまた後日に…笑