せいしょのはなし

BS『ペテロと魚』〜摂理で学んだ聖書の正しい読み方〜


「ペテロと魚」というタイトルではじめて聞いた摂理の御言葉。

どんな御言葉かご存知ですか?

 

「ペテロと魚」の聖書の本文はこちら!

彼らがカペナウムにきたとき、宮の納入金を集める人たちがペテロのところにきて言った、

「あなたがたの先生は宮の納入金を納めないのか」。

ペテロは「納めておられます」と言った。そして彼が家にはいると、

イエスから先に話しかけて言われた、

「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか」。

ペテロが「ほかの人たちからです」と答えると、イエスは言われた、

「それでは、子は納めなくてもよいわけである。しかし、彼らをつまずかせないために、

海に行って、つり針をたれなさい。そして最初につれた魚をとって、その口をあけると、銀貨一枚が見つかるであろう。それをとり出して、わたしとあなたのために納めなさい」。

さあ、皆さん、目撃しました。

海に行って

釣り針を垂れなさい。

そして最初に釣れた魚をとってその口を開けると

銀貨一枚が見つかるであろう。

※写真はイメージです。

さて、これを聞いてどう思いましたか?

私もはじめてこの御言葉を聞いて、「どう思う?」を聞かれたときには、「う〜ん」と思いました。

神様が共にしてくだされば、魚が銀貨をくわえが状態で釣れることもあるのかな?

でも魚って(口の構造的に)銀貨くわえられるのかな?

リアルに考えて、これはものすごい受け入れられない話でした。だってもしこの時代にそんな魚が釣れたなら、今に至る2000年の間にそういうことがあってもおかしくないんじゃないかと思ったからです。

さて、ペテロはどんな風にして実際、この御言葉を成就したでしょうか・・・?17章21節以下に、このあとのことはまったく書かれていません。「ええ〜?」という感じです。

でも、答えは聖書の中にありました。

是非、文章読むのが辛い方は、この映像で確認してみてください!




文章でも大丈夫という方は、是非こちらを・・・^^

さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。

その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。

話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。

シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。

そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。

そこで、もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をしたので、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れた。そのために、舟が沈みそうになった。

これを見てシモン・ペテロは、イエスのひざもとにひれ伏して言った、

「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です」。

彼も一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚いたからである。

シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも、同様であった。

すると、イエスがシモンに言われた、

「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。

 

「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」

 

人間をとる漁師・・・?

これはつまり、人間を釣るということになりますね。

釣り針ででしょうか・・・?でも、そんなことしたら口が痛くてむしろ激怒されるでしょう^^;

 

先生はおっしゃいました。

聖書は「比喩」で書かれている。

聖書にもイエス様についてこう書いてあります。

イエスはこれらのことをすべて、で群衆に語られた。によらないでは何事も彼らに語られなかった。 これは預言者によって言われたことが、成就するためである、

「わたしは口を開いてを語り、
世の初めから隠されていることを語り出そう」。

イエス様は本当に多くのことを「譬(比喩)」で話されました。

天国について、「からし種」で譬えたり、当時のユダヤ宗教人たちを指して「白く塗った墓」と譬えたり、本当に多くの比喩で語られたのです。

さて、ペテロが釣った魚はなんのことでしょうか・・・?

ー「人間」を比喩しています。

では釣り針は何でしょうか?

ー「御言葉」です。

アモス書にもこんな聖句があります。

「主なる神はご自分の聖なることによって誓われた、見よ、あなたがたの上にこのような時が来る。その時、人々はあなたがたをつり針にかけ、あなたがたの残りの者を魚つり針にかけて引いて行く。 」(アモス4章2節)

わお、本当にこれ、本当!?^^;という聖句ですよね。これも比喩なのです。

ペテロは結局イエス様に教えてもらった御言葉を海(=世の中)に出て言って伝えることで、はじめにその御言葉に感動した人を通して銀貨をもらったのでした。

イエス様はペテロにだけ分かる比喩を用いて話され、税金の問題を解決したのでした。

副題として、イエス様との「出会い」で運命が変わったペテロの人生についてもこの御言葉で伝えられるのですが、この部分はまた次回に^^

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]