日常

聖書に出て来る「しるし」って何?〜神様と私が出会った「しるし」はこんな感じ〜


「しるし」という言葉が聖書に出てきますが、しるしって何かご存知ですか…?

すると、何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに「先生、しるしを見せて下さい」と言った。イエスはお答えになった。「よこしまで神に背いた時代の者達はしるしを欲しがるが、預言者のヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。・・・(マタイ12章38〜)

「しるしを見せる」と言うから、シールとか看板とかがあって、なにか「標してある」感じがしませんか・・・(わたしだけ?)でもそういうものではありません^^;

また分かりやすく神様の手が出てきて不思議なことを行ったのを見たとか、そういうこともしるしではありません・・・!

不思議な現象がただドーンと見えるようなことはしなくても、大きなしるしは、時代の使命者が感じて分かるし、個人的なしるしは、個人が感じて分かるようになります。

「しるし」は摩訶不思議な出来事だけではないんです。

例えば神様を信じられなかったところから、信じられるようになったことも「しるし」です。それがほんの少しだけであっても「しるし」だと思います!だって見えない神様を信じることって、簡単にできることではありませんから・・・!

また、不可能なことか可能になったことも「しるし」です。また、行ったとおりになったことも「しるし」です。

イエス様が「しるしを見せてくれという人たち」に対して

「預言者<ヨナのしるし>のほかには見せるしるしがない」とおっしゃいましたが、

<ヨナのしるし>とは、「行ったとおりに見せるしるし」だと先生が教えてくださいました。

すると、いろんなところに「しるし」てあるんだなあと思いませんか!

私もしるしにしるしを重ねて今があることを感じています。

特に神様に出会えたことがものすごい「しるし」だと感じています。

自ら教会に行って「信じたいです!」と叫んで入信したわけではありません。私の場合、たまた大学で摂理に通っている先輩がいて、その人にたまたま声をかけられて、食事に行くようになったのがきっかけです。

その先輩に出会わなければ、絶対に御言葉を聞くことはなかったと思います。

しかし、その先輩との出会いも、ものすごかったんです。

当時大学二年生だった麦わらさんは、1限の授業に間に合うように家を出ました。
そして学校に10分くらい前に着いたのですが、教室が真っ暗だったんですね。

それで教室の扉に張り紙が貼ってあったんですが、
良く見たら「休講」と書いてあって、

(゜∀゜)?!

と思いました。

大学は神奈川県でしたから、東京都民の麦わらさんは1限に間に合うよう早めに出るんですよね。

だからうなだれました。

なんでこういう日に限って1限なんだろうかと思いました。その日は2限は授業がなくて、3限から授業だったんです。だからほんとにうなだれました笑

それで空いた時間をどうにかしようと大学の購買に行ったんですけどね。本が好きだったので本に囲まれるだけで麦わらさんのうなだれた気持ちが安定しました。それでついでに何か買おうかなあと思っていたところ、

そこで先輩に声をかけられました。

もし通常通り授業があったら、先輩と出会うことはありませんでした。

でも神様がしるしを起こして、授業が「休講」になったタイミングで出会うようになったのです。

さらに「しるし」だったのは、私の境遇がぴったりだったことです。

人生の中でもっとも悩んでいた時期だったと思います。当時2年生の秋だったんですけど、来年から就活もあるし、心も焦っていたんですよね。

2年間大学で何を得られたのかな…?好きなことやってみたけど、何も残ってないな。
この先どうしたらいいんだろう?何をして生きたらいいんだろう?

そんな風に考えていたので、御言葉を聞くにはちょうどいいタイミングだったんですよね。もし満足で幸せいっぱいに生きていたら、先輩に声をかけられても興味を持たなかったと思います。

だから神様のしるしだと感じるしかありませんでした。

さらにしるしだったのは、その先輩から出てきた内容でした。

私は当時「脳」について関心がありました。特に脳の「海馬」について興味があったんですよね。海馬は記憶を司る部分なんですけど、どうして人ってなんでも忘れてしまうんだろう?なんで記憶があるんだろう?とかいろいろ興味がありました。

そんな中で先輩は「脳」について話して来たんです。え、どうしてそうなった?という会話の展開。なんだっけかなあ。考えの話があって「脳」の話になったのかもしれません。

この話が出て、心に大きな感動がありました。

「わあ!脳について話せる人がいるなんて!ようやくこういう話ができる人と出会えた!」

すごく嬉しかったんです。深いことを考えるのが好きだったのですが、友達に話してもあんまり会話が弾まなかったんですよね。そこに先輩が脳の話なんかするもんだから、すごく嬉しくなったんです。

「話が通じる人がいた!」という感動が強くこみ上げました。それで先輩と食事に行けるようになったときもワクワクしていました。次はどんな話ができるかな?と思って。本当に嬉しかったんです。

これが神様との出会いでした。本当に嬉しい出会いだったんだなって、今振り返りながら思い出しました。これが神様が私に大きく働きかけた「しるし」です。

神様を知らなくても、絶対に誰ひとりとして「しるし」を体験していない人はいないと思います!特に、神様について知ったり、教会に行ったり、何かしら神様と近くなるきっかけがあった出来事は、神様が働きかけてくださったしるしだと思います。

今も24時間共にされる神様が、あなたに「しるし」を見せているかもしれません^^

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]