麦わらさん、夕方に空を見てふとたそがれていました。でも、雲が大きく動いて、日がぱあっと射すのを見て、「今も歴史は動いているんだ」と感じました。
「今も歴史は動いているけど、自分には何ができるんだろう?」
そう考えながら家まで歩きました。
帰る途中、親子の姿をたくさん見ました。お父さんが滑り台で、子どもと戯れている姿。お父さんが自転車を修理して、子どもに「乗ってみな」と話す姿。
家族も歴史です。歴史は日々新しくなる。子どもは歩く歴史だなあ。いつもいつも成長、成長です。
新しい会社に入ってはや1ヶ月となりました。新しい環境になったんだから、私も新しく、と思ったら、新しい環境に適応することでいっぱいいっぱいでした。神様の働きもたくさん感じましたが、気がついたら6月が終わってしまいました。
それで考えました。どうしたらもっと異なる段階で生きることができるだろう?6月のような一ヶ月をまた過ごすのは嫌だな。何か新しい目標がほしいと思いました。でも何を目標にしたらいいのか、整理できていません。歴史は過ぎていくばかり・・・。
家に帰ってシャワーをすると、新しいシャンプーに替えられていました。リンスも新しいものに替えたばかりです。
手に垂らしてみると、新しい、いい香りがしました。
「ああ、これだ」と思いました。
<新しくしたら、新しい香りがするんだな>
自分も新しくしたら、もっと新しい香りを放つ人になれるんだろうなあ。それはどういう姿だろう。具体的にはわからないけれども、新しくすると、わくわくして、新しい香りが気分を高めてくれます。
新しいシャンプー、新しいリンス、新しい香り、新しい自分・・・
今与えられている環境で、もっと私が新しくなったらどんな姿だろう?
そういえば、新しくするためには「葬りなさい」という御言葉が出ていました。古いものを葬ってこそ、新しいものを得ることができる。シャンプーもリンスも使い切って空っぽになって、初めて新しい香りのシャンプーとリンスが入りました。
古いものを使い切って、我が家のシャンプーとリンスの歴史が進んだわけです。
神様、私も新しくなったら、新しい段階で歴史を行うことができるんだな。
そのときには、新しい香りを放って、もっと魅力的になっているかも。