オヤビン
えええぇえ!??っちょ、泣くなや!どないした急に!??
オヤビン
・・・なんていうかほら!質問がイズントイット的な感じだったからのお! つい「イエス」て答えただけやで、本心からやないで!!!本気に思ったんか〜〜?
小さくても弱くても任される根拠のある聖句
コブン
ううっ・・・聖書にそんな聖句あるんですか?出て来る人たち、みんな勇ましくて強いじゃないですか・・・。
麦わらさん
違うよコブン!神様、小さく弱い立場の人こそ、使命を任せられることが多かったんだ。
ギデオンは主に言った、
「ああ主よ、わたしはどうしてイスラエルを救うことができましょうか。
わたしの氏族はマナセのうちで最も弱いものです。わたしはまたわたしの父の家族のうちで最も小さいものです」。
主は言われた、「しかし、わたしがあなたと共におるから、ひとりを撃つようにミデアンびとを撃つことができるでしょう」。
麦わらさん
これは大勇士ギデオンが、最初に神様から使命をもらうシーンだね。
麦わらさん
そうなんです。でも神様はその分ギデオンに神の御力を授けました。
わが神、主よ、あなたはこのしもべを、わたしの父ダビデに代って王とならせられました。しかし、わたしは小さい子供であって、出入りすることを知りません。
麦わらさん
これはダビデの息子、ソロモンの言葉だね。ソロモンは幼い頃から王にならなくてはいけなかったんだ。
オヤビン
見た目も知能も子供じゃ、弱くて小さいのは当然やの。
『ユダの地、ベツレヘムよ、おまえはユダの君たちの中で、決して最も小さいものではない。おまえの中からひとりの君が出て、わが民イスラエルの牧者となるであろう』」。(マタイによる福音書 2章6節)
麦わらさん
国ではないですね^^;ベツレヘムは当時小さな田舎町でした。
オヤビン
神さんはキリストの誕生する場所なのに、そんな場所を選んだんか?
麦わらさん
不思議でしょう〜?!大きな人をひと目のつかないところで隠密に育てたんですよ。
コブン
なんで神様は弱いものに大きなことを任されたんですか?
麦わらさん
うん、実は神様から見てとても必要な性質でもあったんだ。
神様を呼び求める力
サウルは答えた、「わたしはイスラエルのうちの最も小さい部族のベニヤミンびとであって、わたしの一族はまたベニヤミンのどの一族よりも卑しいものではありませんか。どうしてあなたは、そのようなことをわたしに言われるのですか」。(略…)
その時サムエルは油のびんを取って、サウルの頭に注ぎ、彼に口づけして言った、「主はあなたに油を注いで、その民イスラエルの君とされたではありませんか。(サムエル記上 9章 21節〜10章1節)
麦わらさん
サウル王を知っていますか?彼も一族の中でもっとも卑しいとされるベニヤミンの一族の者でした。
麦わらさん
(ダビデのことは妙に詳しいな・・・・笑)そうです!ダビデが王になる前に王だったのがサウルです。サウルは神様に選ばれました。でも、その後サウルは神様から使命を剥奪されてしまったんです。
麦わらさん
サウルが王になっても、神の言葉を受ける預言者サムエルと相談しないで、 自分勝手に行ってしまったからです。
麦わらさん
神様が任せた仕事は、神様と相談しながらやってこそ、上手くいくのに、サウルは相談もしないで、自分勝手にやってしまったんです。
「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜う」
(ヤコブの手紙4章6節)
麦わらさん
人は弱くて小さい人ほど、切実です。ましてや神様の仕事を任されたからには、神様と共にしなければどうやってその仕事ができるでしょうか。
コブン
自分の力では足りないことが分かるから、神様ともっと共にしようと、努力するんですね。
麦わらさん
弱い人は、もっとも強い人になれるんです。神様の言葉を慕い求めて、絶対にその言葉に寄り添うからです。
神様の御言葉の威力は「その言葉の通りになる」ことでしょう?
だから御言葉通りにしたら、どんな人も最強です!
ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。
麦わらさん
だからコブン、自分には何もないと落ち込まないで、むしろ弱さを誇って神様ともっと近くしたらイイよ!そうしたら外見も、知能も、センスも自ずとみんな備えられるからね^^