オヤビン
今まで神様のこと頑張って学んできたけど、実際、目に見えんもん信じるってしんどいわ・・・。
コブン
それ、ぼくも思ったことあります。もっとこう「私についてきなさい!」みたいな人がいたらいいなあって・・・
コブン
たしかに!もしイエス様がいらっしゃったら、神様のこと、もっとわかりやすく学べるんだろうなあ。
麦わらさん
多くの人が人生のメンター(恩師・助言者と同意)や、引っ張ってくれる指導者がいたらって思いますよねえ。
コブン
自分ではどうにもできないから、お師匠!と呼べる人と出会えたらいいのになあって思うことがあります。
コブン
ぼく、大きな人になりたいから。でも、ひとりじゃ難しいなって・・・。(それでうっかりオヤビンさんについてきちゃったのは内緒)
麦わらさん
大丈夫!神様は人類がそういう人物を探しているってことをよーーくわかってるんだよ! 今日は神様が送る人生の最高のメンターについて話そう!
人生の最高のメンターはどんな人?
麦わらさん
神様はいつも人々の前に、
人生のメンターとなる人物を送っていたことに気がついたかな?
聖書を読んでみると、神様は時代ごとに人を送って、その人を通して神様が願っていることを成していきました。
麦わらさん
そうです!ダビデもそうだし、アブラハム、モーセ、ノアやサムソンなど、聖書の中心となる人物たちはみんな神様が立ててくださった方々です。
麦わらさん
では問題!旧約時代の最大のメンターは誰か分かるかな?
麦わらさん
そうだね、でも神様は中心人物の中の中心人物を必ず立てられているんだ!
麦わらさん
いや、違うんです。ダビデもソロモンも、たしかに偉大な人物たちでしたが、その時代の御言葉をもらう人は”格”が違います。
コブン
うーーーん、つまり、旧約時代の御言葉をもらった人、ということですよね。
麦わらさん
旧約聖書を読んでみると、イスラエルの人たちはひたすら十戒の律法を中心として生きてきました。
麦わらさん
そうです。この御言葉を守る人は、「神様のしもべ」になれました!
オヤビン
え〜〜〜しもべ〜〜〜??あんな無茶苦茶な律法守ってしもべなん?
麦わらさん
コラ^^;!・・・と言っても、なかなか守るの大変ですよねえ。
コブン
どうしてそんな大変な律法を守るようにしたんですか?
麦わらさん
アダムとエバが堕落してしまったからだよ。本当はアダムとエバがメシア格となる超重要な人物たちだったんだけど・・・彼らは失敗してしまったから・・・。
麦わらさん
そうなんです!!本当は彼らが堕落しないでちゃんと御言葉を守っていたらなば、こんな十戒なんていらなかったんです!!
麦わらさん
アダムのときに守らなければいけない御言葉、たったの一つだったんですから!
オヤビン
たしかに、言われてみたら、ひとつだったのう。「善悪を知る木の実を取って食べるな」やっけ?
しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。(創世記 2章17節)
麦わらさん
そうです。これだけだったんです。なぜなら本来人間が作られた目的は、しもべではなくて「愛の対象」なのですから。
コブン
なんか衝撃的です!!!アダムとエバが失敗したら、その時代のメンターが変わってモーセになったということですか?
麦わらさん
神様の御言葉を受けた人がメシア格なんです。旧約時代は、モーセがその人物に該当します!
麦わらさん
では、新約聖書は誰でしょうか? て言うまでもないか・・・^^;
麦わらさん
でも、モーセとものすごい違いがあるの気が付きました??
コブン
なんだろ!?イエス様、せいれいで身ごもって生まれたあたり???
麦わらさん
コブン、実はいい線行ってるんですよ!モーセとイエス様の最大の違いは、『御子』が降臨したことですよ!
麦わらさん
ふふふ、息子格、というのは、そのような立場ということですよ!
麦わらさん
息子格でいらっしゃる御子が担当する仕事が「救い」の働きなんです。
麦わらさん
そう、神様と同等の全治全能な神です。この預言を見てください。
エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、 その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。(イザヤ書 11章1〜2節)
麦わらさん
この霊というのが「御子」のことなんですよ。その他にも様々な預言が残されています。
神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。(ヨハネによる福音書3章16〜17節)
オヤビン
つまり・・・イエスに臨んだ霊が「御子」ということか?
麦わらさん
御子は救いの総責任者・・・つまり、御子は人類の罪を赦すことができる唯一の存在!これがモーセとの大きな違いですよ。
麦わらさん
はい、旧約聖書は罪の根本の問題を解くことができませんでした。例えるとアダムとエバが大きな罪を犯して、全人類が穴に落ちた状態だとします。旧約時代はそのまま穴から出てこれない状態です。
麦わらさん
はい。この世の律法と同じです。
律法は「罪がある、ない」を定めるものですよね。罪を犯せば裁かれ、罪を犯さなければ害なく過ごせます。赦すことは律法には入っていません。
麦わらさん
御子が降臨した新約時代は、まるで穴から出してもらった時代です。つまり、救いの総責任者でいらっしゃる御子が、イエス様を通して人類の罪を赦すことができました。
麦わらさん
悔い改めて、イエス様の御言葉に聞き従うならば、その霊が救われて、永遠な天国に行くことができるようになったんですよ(^^)!
コブン
おおお!!!すごい違いですね!モーセのときとはまったく違います!
麦わらさん
そう、でも、もう一つ考えてほしいことがあります。なんでこのように話されたのか・・・。
「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」。(使徒行伝 1章11節抜粋)
麦わらさん
そうです。では問題です。
再び来るのは誰でしょうか???
オヤビン
ここにイエスって書いてあるんだから、イエスちゃうん?
コブン
で、でも、イエス様って十字架に掛けられて死んじゃってるんですよね?
麦わらさん
そう!そうです!オヤビンさん、これは絶対に変えられません。たとえ神の御子の体だとしても肉体は一度死んだら終わりです。もう一度この聖句を載せておきます。
そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、(ヘブル人への手紙 9章27節)
麦わらさん
仮にもしイエス様の肉体が生きていたら、どうして40日間しか弟子たちに現れなかったでしょうか?もっと国を超えて多くの人に福音を自ら伝えたはずじゃないですか?でもそのようにできず、弟子たちを通して歴史を広げていかれました。
麦わらさん
そうです!まさに、神でいらっしゃる御子が再び来られるんです!
それが新しい時代、まさにこの時代に来ると預言されているんですよ!
「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。 わたしはアルパであり、オメガである。最初の者であり、最後の者である。初めであり、終りである。(ヨハネの黙示録 22章12〜13節)
麦わらさん
アルパからオメガ、最初の者であり、最後の者・・・つまり神でいらっしゃる御子のことです。
麦わらさん
ふふふ、つまり人類の最高のメンターが再び来るということですよ〜〜〜
麦わらさん
肉だけでなく、永遠な霊までも導かれる御子が来るということがどれほどものすごいことでしょうか!!
麦わらさん
誰に降臨するのか、今日はもう一つだけ話して終わりましょう。
御子は誰に降臨するのか??
麦わらさん
神様の目的は人間を「愛の対象」にすることですよね?
コブン
はい!でも、愛の対象ってどうやったらなれるんですかね・・・。
麦わらさん
うん、これがイエス様とこの時代のメシアの大きな違いだよ。
麦わらさん
じゃあ問題!この時代のメシアは、どんな姿であれば神様の前にふさわしいでしょうか??
麦わらさん
この時代のメシアは、「愛の対象となる条件」を立てなければいけません!
麦わらさん
イエス様は神様を「父よ!」と呼びました。それはイエス様が息子各の御子の体になったからです。でも、今回は「愛の対象」にならなければいけません。
麦わらさん
そう、お互いが新郎、新婦のような関係であってこそふさわしいです。
コブン
じゃあ、神様を一番に愛してこそふさわしいと思います!!!
麦わらさん
この時代のメシアは、誰よりも神様を一番に愛する方です!!神様の心情を分かって、神様を先に愛します。ひたすら神様だけ!そのような方が御子が臨む体になれるんです!!
オヤビン
待て待て、イエス様のときのように、御子が臨めばメシアになれるわけではないんか?
麦わらさん
はい、この時代は「愛の条件」を立ててこそ、この時代のメシアになれます。
麦わらさん
子供は産んだら無条件子供ですよね?でも恋人は違います。愛の対象としてふさわしくあってこそ、恋人になれます。 神様は今まで本当に多くの人々に愛を裏切られて来ました・・・。
この時代のメシアは、神様が認めるほどの愛を成した方がなれます!!
麦わらさん
イエス様は40日間断食して御子の体になるためにありとあらゆる苦痛を受けましたね。
この時代のメシアも、すべての人が味わう苦痛をすべて経験して出てきます。人を救うためには、その苦痛を分かってこそ救えるからです。
でもそれだけではありません。まず神様の人間に対する御心を知らなければなりません!なぜ人間を創造されたのか?このことをはっきりと分かった人が、愛の対象になれるからです!
コブン
たしかに・・・そもそもこうやって勉強しなかったら、ぼくが神様の愛の対象として生まれたことも知りませんでした。
麦わらさん
この時代のメシアは、そういう根本的なことから先に学ばなければなりませんでした。しかしこの真理を学ぶことは容易ではありません。まるで砂漠から一本の針を見つけるくらい難しいことです。
オヤビン
なんで最高に愛する恋人にそんなことまでやらせるん?
麦わらさん
まずメシアがはっきりと分かってこそ、人々を神様の恋人になるように教えることができるんです。これは、聖書をはっきりと分からないと到底教えることはできません。
麦わらさん
当然そうです。イエス様も神様を信じていたユダヤ人から迫害を受けました。神様のしもべだと思っていたのに、息子になれるだなんて言うから、聞いたことないぞ!て。
麦わらさん
聖書でははっきりと書かれているんです。でも書かれていても、はっきりと分かってこそ、世の中に出て伝えることができます。
麦わらさん
今、神様を新郎のように愛して生きる方。その方がこの時代のメシアということです!
オヤビン
(・・・・・待て待て。今この御言葉をわしらが聞けてるってことは、もしや・・・)
麦わらさん
神様は時代ごとに人生の最高のメンターを送っています。新しい時代になった今は、さあ、いるでしょうか、いないでしょうか・・・??
麦わらさん
じゃあ今回の講義はここまでにしましょう!!次回からはもう少し新しい感じでやってみようかなあって思っているから楽しみにしてくださいね〜〜!!
オヤビンコブン
(え、いちばん気になるところや〜〜〜〜〜ん!!?)