摂理

神様がプレゼントしてくださったシンバル 〜楽器にも経緯が刻まれている〜


教会で打楽器を担当している麦わらさん。

鄭明析先生が去年、一週間に多くて4つもの新しい讃美歌を作って讃美するようになったのですが、なんだか度肝を抜くほど素敵な曲が多かったのですね。

それで、打楽器の血が騒いだ麦わらさんは、教会内の楽器でできる限りのことを尽くして表現してみたくなったのです。

3年位前に買ったカホンがあったのでそれで叩かせてもらっていたのですが、カホンで表現するにもやはり限界があるんですよね。

 

ある日、讃美使命者の方(以下、讃美使命者くん)と相談して、電子ドラムをもう一度叩いてみないか?という流れになりました。

 

うちの教会では昔、電子ドラムを叩いていました。

電子ドラムとの経緯はとても長くて、私が伝道されるずっと前から教会で使われていました。

それでまた、電子ドラムを出そうかという話になったのですね。

内心、ちょっとまた電子ドラムを出すことに複雑な気持ちがありました。

電子ドラム、長いこと使っていたのもあって、音が数か所でないことがあったのです。

なので出したときにまた音が出ない可能性もあって、上手くできるかなと心配もありました。

 

ですがせっかく話にあがってきたから、ひとまず出してみたんですね。・・・でも、問題が生じたのです。

 

電子ドラムが使えない・・!?

電子ドラムを出してきたのですが、「音が出ない」という現象が起こりました。

それも「内蔵音がでない」という現象に陥りました。(以前はそんなことは一切ありませんでした)

「なぜ?!なぜ!??」と思いながら先程の讃美使命者くんとえいやーと試行錯誤したんですけどね、

やはり音が出ないので、YAMAHAに行って電子ドラムの頭だけ持って診てもらいました。

 

そしたらなんと音が出たんですよ・・・!!

 

わあい(*´ω`*)と思って教会に帰って叩いてみると、たしかに内蔵音が出てる!!

これで電子ドラム復活か!!と思っていくつか讃美曲を練習していたらですね、

 

タンっ

タンっ

・・・・っ!

・・・っ!!

あれ^^;!?

 

音、出ないやん!??

 

なんと、さっきまで出ていたのに、あれ?!なぜ!?みたいな。
音が出たのは最初の15分くらいでした。その後は何度試しても、電源落としてつけても音が鳴りませんでした。。

またYAMAHAに行くのか・・・ううでも時間ないなあ。。と思って残念に思う中で、私の中である強い思いが生じていました。

生音がいい

摂理で三カ国合同のコンサートを開催したのですが、そこに麦わらさんも出演させていただきました。

ブラス・オケの打楽器としてこういうコンサートに立つのはある行事に参加した以来で、本当に久しぶりでした。

ところでスネアもバスドラもシンバルも全部”生”ですから、音がとてもいいんですよね〜!

生音の良さは、微妙なニュアンスを調節できるところです。

優しくしたいときも、力強くしたいときも、音のニュアンスを叩き方で調節できます。

また音に味があります。

電子だと、どうしても音のニュアンスを変えたり、味のある音を研究することができません。淡々とした音になってしまうのが残念なところでありました。

コンサートで”生”の味をしめてしまった麦わらさんとしては、教会も是非”生”を!!!と思っていたのです。

電子ドラムは非常に経緯のあるものだったので、こんな形で叩けなくなってしまったのは残念だったのですが、それでも、ずっと心に感動があったのは”生音”でした。

それでお祈りしながら、讃美使命者くんと相談してお互いに意見がそろったのは、

「うん、やっぱり生がいいですよね!そうしましょう!」

ということで、打楽器を購入する流れになりました!

第一になんの打楽器を揃えようか、麦わらさんの中で2つの楽器が思い浮かびました。

ひとつは「シンバル」(サッシン用)

もうひとつは「ウィンドチャイム」でした。

打楽器を叩くのが教会内で今のところ私オンリー(いや、きっといるんじゃないかな!と期待している)なので、カホンでスネアとバスドラ、手で叩くシンバルはクラッシュ、の他に一人でやれるものは、シンバル(サッシン)とウィンドチャイムくらいだったのです。

さて、この感動をお互いに受けてから、讃美使命者くんが率先してシンバルを探してくださったのですが、

驚くべきことが立て続けに起こったのです!!!

神様がくださったシンバル

讃美使命者くんが他教会の打楽器使命者の方にシンバルの相談をした<ちょうどその時>

その方が楽器屋さんで中古のシンバルを購入していたみたいなんです。

それであまりにジャストなタイミングにその方がすごく感動され、

今さっき購入したシンバルをうちの教会にあげます!

となったのです( ;∀;)!!

その話を聞いてどひゃー!となってほんとに驚いたのですが、他教会のその方が本当に最後まで良くしてくださったんですね・・・
シンバルもわざわざうちの教会まで届けてくださいました。

もう私も感動してしまって、すごく待ち遠しく待っていました。

そしていつの間にか教会にそのシンバルが届いていたのですが、とても立派で重厚なシンバルでした。

叩いてみると、深みのある、いい音でした。

でも、少しキーーーンという高音が耳につくところがありました。

わあ、シンバルによってこんなに感覚が違うんだな! お友達になるまで少し時間がかかるかもしれない!

とスタンドや部品を調節しながら試行錯誤してやっていました。

そのキーーーンという音について讃美使命者くんが届けてくださった方に連絡を入れてくれたのですが、

なんとその現象をおさえる部品を、今度購入して届けてくれるというのです( ;∀;)( ;∀;)

もう、なんとお礼を言っていいのやら、と思っているうちに、いつの間にかその日になっていました。

シンバルを届けてくださったときは顔も合わせられなかったので、ちゃんとお礼を言わなくちゃと思って、お会いしたのですが、

またものすごい神様の粋なはからいといいますか、感動する経緯があったのです。

スタンドの金属部分とシンバルに隙間が生じて、そこからキーーンという音が出たんじゃないかと、なっていろいろその場でも手を尽くしてくださったんですけど、そのときに話してくださったことがあります。

実は購入した中古のシンバルですが、あまりサッシン向けではないかもしれない・・と・・・!

なので、これをどうかな、と、、なんと新たなシンバルを持ってこられたのですね・・・!!

そのシンバルの経緯を聞いてみると、長いことずっと天の前で讃美し、捧げていたシンバルだったんです。

でも、中々使うことがなくなってしまって、長いこと倉庫に入れられていたそうです。

「だから是非このシンバルをまた使ってあげてください!」と、

また神様の前で音を鳴らしてほしいと、本当に愛情深く大切に想いながら経緯を話してくださいました。

うわあ。。。。

と麦わらさん、ほんとに感動しました。

その方が話すには、シンバル一枚一枚に天との経緯があるんだそうです。

また使えば使うほど、錆はつくけれども、その分いい音が出るのだと教えてくださいました。

経緯を重ねた分、すべてにおいて天に届く、深い音になるのだなあ。。。

電子ドラムも、あまりにも多くの経緯があって、私は悔い改めました。もっと最後まで愛してあげればよかったなと、、、
でも、まさかこのような神様からのプレゼントがあるとは思わず、
最後にその方と讃美使命者くんで感謝の祈りを捧げました。

楽器ひとつひとつも、神様と結びつけると、ほんとに意味深く、貴重なものになるんだなあ。

また、打楽器の貴重さ、価値について改めて実感し、そのことを分かち合えたのがすごく嬉しくもありました。

本当にありがとうございます。

神様が共にしてくださるって、ほんとに素敵です。ああ、本当に感謝。

礼拝のときに思いっきり捧げますね!!!

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]