映像をつくるために、過去に起きたいろいろなことを振り返るようになりました。
そうするなかで、本当に私は愛されてきたのだということを実感しました。
知ることが大きいとよく御言葉の中で出てきますが、
本当に知ったつもりでいたことがたくさんあったなと思いました。
今になってわかることもたくさんあって、振り返ると、
「ああ、だからこのようにしてくれたのだな」と悟ることが多いです。
良いことも悪いこともその時だけで終わりで良いのでしょうか。
今日お昼の時間に深いことを考えていたのに、ふと甘いものが食べたいと思って
食べ始めたら、あっという間に深い考えがどこかに行ってしまいました。
その時、
肉体は本当にその「瞬間」が好きなのだなと思いました。
その瞬間、美味しいものが食べられたらそれでいいし、
その瞬間、眠って休めたらそれでいいのです。
肉体はその瞬間の苦痛を乗り越えられたらそれでいいし、
その瞬間楽になることを最大限願います。
でもその瞬間はその瞬間過ぎて、忘れてしまいます。
忘れたら何が残るでしょうか。何も残りません。
「忘れたら死ぬ」
御言葉でこうありました。
肉体が好むことは「瞬間」で、すぐに「忘れ」ます。
今までたくさんもらったことがあるのに、
今という瞬間の苦痛や問題ばかりが大きく見えます。
過去に受けた良いことはあっという間に忘れてしまいます。
今日、その甘いデザートを食べながら感じたことでした。
だから、もう一度知らないといけないのだなと思いました。
もう一度学び直し、もう一度知る努力が必要だなと思いました。
今受けている祝福はどこから来ているでしょうか。
過去から来ています。
私という人間ひとり今このように生きているのは、
今突然ぽっとそうなったのではなく、
お母さんの胎の中から生まれ、育てられ、愛され、生きているのです。
大切なひと時をいっそう大切に生きるために、
麦わらさんも、もう一度振り返り、いっそう価値を悟る時間にしていきたいと思います。