「天国と地獄がないと思って、もしあったらどうするのか」
この言葉を聞いて、私はヒヤリとしました。
もちろん今は「ある」ということを確信していますが、信じていなかったあの頃にこの言葉を聞いたら、ヒヤリとするだろうなと思ったのです。
チョンミョンソク牧師の弟である、ポンソク牧師はこうおっしゃいました。
「天国、地獄、なかったらいいですが、あったら大変です。だから信じたほうがましです。」
ないと思って自由に生きるのは、簡単ですし、ほとんどの方はないと思って生きていらっしゃると思います。もしくは、天国だけはあると信じて生きていると思います。
私もそうでした。
最終的に、天国、という穏やかな世界に人々がいくことを信じたかったし、地獄について初めて聞いたときは、心底複雑な気持ちになりました。
当時御言葉を聞き始めたばかりの私の面倒を見てくれた方は、よく知っていると思いますが…笑
天国と地獄の話を聞いたとき、私は泣きそうになる心を見せまいと、講義のあと、誰にもバレないようにそそくさと立ち去ろうとしました。そして、そこをバシッと掴んで、話を聞いてくださったんですね^^;(助かりました笑)
正直、はじめは「地獄」の存在を、私の中で消化しきれませんでした。
あまりにも考えたくない世界じゃないですか。だから、とても聞きたくありませんでした。
でも逆にこうも思いました。
世の中には、戦争、虐殺、殺人、拷問、鬱病などの精神病、いじめ、ブラック企業、暴力、DV、残虐なさまーざまな問題事件があります。
地上地獄といっても、過言ではありません。
このような世界が地上にあるならば、死後の世界にないと断言することはできない、、。
そう思ったのです( >_<)
私自身、聖書の話を聞くまで、楽しいこともあったけれど、苦しいこともたくさんありました。
世の中と見つめ合えば見つめ合うほど、生きにくい現実が見えました。
そして、死ぬことは、どうしてこんなに儚いのかと思っていました。
何のための人生なのかと思っていました。
だから、天国と地獄の話は、受け入れがたい気持ちになるけれども、あると信じた方が懸命なのだと思いました。
もし本当に天国という存在があって、そこに少しでも近づけるならいいなと思ったし、地獄があるなら、本当に行きたくありませんでした。
ほとんどの方がそうだと思います。
私はひとまず信じました。信じてみて、御言葉をひとまず続けて聞いてみて、なんかおかしかったら聞くのをやめるか、信じるのをやめるか考えようと思いました。
でも、御言葉は、本当に、全部的を射る話ばっかりで……^^;
神様の存在、霊の存在、天国と地獄、信じられないかもしれません。
でも、もし信じないでいて、あったらどうしましょう…。。
そのときには遅いから、いつも神様は切実に一人一人を見つめ、御言葉を伝えながら、戻って来ることを待っていらっしゃいます。