久しぶりに糸と針を取り出して、ボタンを留める作業をしました。
子供の時に習った家庭の授業の中で、とても苦手な項目が手芸の時間でした。
しかしボタンを留めることはなぜか得意でした笑
やり方をちゃんと学んで子供の時に「できた」経験をしたものは、大人になってもよく覚えているしよくできます。
逆に子供の時にうやむやに覚えたことは、大人になってもうやむやになるので、子供の時の教育ってホント大事ですね(-_-;)。
私はお箸の持ち方がうやむやで覚えたので今でもうやむやな箸の持ち方をしています(*_*;
さて、ボタンを留めるために糸と針を使いながら、改めて悟ることがありました。それが
「はじめと終わりが大事だ」というものでした。
糸を縫うとき、まず針の穴に糸を通すところから始まります。穴に糸を通す初めの段階が終わったら、最後に糸を切って、後ろに結び目を作る作業が必要になります。
麦わらさん的にはすでに2つの難関をクリアする必要があります笑
穴に糸を通すことも難しいし、糸の後ろに結び目をつくることも難しいです笑
特に結び目をつくるとき、適当~にちりちりって感じに結んでしまうと、汚い感じになります。その状態で布を縫うと、ちりちりってなった状態で布にはまるので、見た目がよくありません。
さて、初めのこの段階がうまくいったとしても、最後!!最後!!最後まで!!が大事です!!
過程でどんなにうまく縫っていたとしても、最後に締めくくるべく「きゅっと結ぶあの作業」をしなければ、すべてが台無しになるからです( ;∀;)
最後に締めくくるべくきゅっと結ぶあの作業、、伝わるかわかりませんが、最後にする結ぶ作業、あれをしなければするするっと糸が抜けて、縫ったものすべてが抜けてしまうことになります。
完結しません・・・・。そういえば完結という漢字も「結ぶ」という字ですね・・・。
さい~~ごまで神経を使わなくてはいけません。本当にそうです。最後まで神経を使って結んでこそ、完全に出来上がります!!
これは万事においてもそうです。持続的に、根気強く、集中して、最後まで行なってこそ、完全にできあがりです!そうできなかったものは、どんなに過程の中で良くても、終わりは糸がするするっと抜けてしまうように、やってきたものまでが全部抜けて、何も残らなくなります。縫った痕跡だけが残るように、痕跡のようなものだけが残ります( ;∀;)
人生もそうですよね・・・。最後がちゃんとできなければ、どんなに華々しい人生を過程の中で送ったとしても、終わりが虚しく、辛く、嘆く人生になるならどんなに残念でしょうか。。。
持続的に、根気強く、集中して、最後まで!ボタンを留めようと目的を定めたなら、糸を最後まで縫い付け結び目をきゅっと結ぶまでやらなければいけないように、生きる上で取り組むべきすべてのこともこのようにやってこそうまくいくのだということを学びました。
おかげさまでボタンはしっかり留められましたぞいー(^^)v