ここ最近、夕方になるにつれてあまりにも目が辛い。
どれくらい辛いのかというと、
瞼なんか永遠に閉じてしまえと念じるほど辛い。
目の奥がなんという
「あの、私凝ってますから」
という主張。
「私全身筋肉痛で動けませんから」
という確言。
スマホも開きたくない。
液晶画面なんかみんな割れてしまえ。真っ暗になれ!
もはや永遠に瞼を閉じていたい。
そうだもう何も見るのをやめよう!!!
翻訳すればそんな感じだ。
つい一昨日なんてあまりにも目が疲れすぎて
何故か「息が荒く」なった。
目が辛くてはーはー言いながら自転車を漕いだのは生まれて初めてだった。
目から過呼吸という理解不能な現象に、どう対処していいのか分からなかったが、
とりあえず帰ってお腹を満たすより先にベッドにダイブして温かい手のひらを布団のように瞼の上に覆ってしばらく目を休めてあげた。
不思議なことだけれども、全身の比率からして点にしかならない「目」ひとつがダメージを負うと、全身がダメージを受けたかのように動かなくなる…。
頭はフル活動しているのに、目に力が入らないから
全てに力が入らないのだ。
このように、一つの肢体がダメになると、
全身もダメになってしまうというあの恐ろしく神霊な聖句が頭をよぎる。紹介しよう。
もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ。(コリント人への第一の手紙12章26節)
神霊すぎてまぶしい。目を閉じたい。
そして今日は生まれてはじめて目薬という回復アイテムを買ってみた。
しかし買うのは一苦労だった。
「スマホ疲れ」「目のかすみ」などと書かれた数十種類の目薬たちが同じ立て看板を構えているんだから目の力を一層消耗させた…。
もはや目が開いているのに目の前が真っ暗になりかけたその時、
出くわした販売店さんを捕まえ、薬の詳しい販売員さんに繋いでもらい、私の症状に合った薬を紹介してもらった。
しかし紹介された目薬たちがあまりにも高価なものだったから、手を出せず、「お試し程度ならこれ」と紹介された600円代の目薬を買って、初めての目薬デビューを果たした。
目に一滴垂らしたあの衝撃…
まったく忘れられない!!!!!!
あまりの清涼感がたまらず
殴られたボクサーのように呻いてしまった。
・・・さて、主題からだいぶ逸れているので話を戻そう。
今週の私は久しぶりの5連勤という事以外は特段仕事で難しいことはなかったし、割りと落ち着いた一週間だった。目以外は。
目だけが疲れていたのであって、
あとは比較的正常値を保っていた。
しかし週末・・・ものすごく疲れていた・・・・。
目ひとつ疲れていると、全てが疲れるから、つまりは全身がものすごく疲れているかのように、何もやる気が起こらない←
やる気が起こらないから仕事もできない。
帰るしかない。
私は仕事以外にはアニメを作るために、オヤビンたちの物語を描くために、
とにもかくにもスマホスマホスマホ、タブレットタブレットタブレット漬けの毎日だし、今も描かなければならない多くの課題たち約束した絵などたくさんあるのに、
目は光を入れることを願わないから、
描けない。寝よう。
スマホとか断じて開きたくない。
そんな自分は一体何なのだ!!と思う。
そんなに一週間、めちゃ激務だったわけじゃなかろーに!!!
なんでこんなことで疲れているんだい!!今はやるべきときやないかい!!!!やるんだ!!やるんだジョー!!!!
でも私の脳みそはどんどん他の方向にそれる。
いやでも疲れているというか何も考えたくない。
目がだって開かないんだもん。とだだをこねる。
ふざけるな!!!と言いたい。けどそんなこと言っても拗ねるばかりだ。
ということで、
ここからが主題だけれども
「褒める」ことにした。
どんな風にかというと文字通り
”べた褒め”だ。
「いやー本当によーーーーーくがんばった」
「本当によーーーーーーーーーーーくがんばった。偉い。というか、本当にお疲れ様」
犬の頭を撫でるかのように、褒めまくるのだ。(もちろん声に出して)
そして普段は5分位内に終わらせるシャワーを、15分もかけて行い、全身を労るように丁寧に洗い、頭もふわっふわに泡を立てて洗い、足も一本一本洗い、目は特に何度もマッサージしてあげた。
本当によく頑張りました。頑張りました。頑張りました。
いやあもう、ほんとうにが
そうやってほぐしていくと、
だんだん心もほぐされていくのを感じた。体もなんとなく嬉しい。
足も
「え、どうしたのよ一本一本も洗っちゃって!」とキャッキャ騒いでいたし、
目においては黙りこくっていた。
あまりにも気持ちよくて何も言うことがなかったようだ。(多分)
そんなこんなでじっくりとシャワーをして、姉が作った朝の余りのスムージーなんかを飲んで、これはもう「幸せ」と言わなければバチがあたるような至福の時間を過ごしたら
ブログを書きたくなって今に至る←
しかしこうやって文字にしながらとても楽しい。面白いし、さっきまで何もやりたくなかったのに、こんなに弾くように文字を打つから面白い。
やはり褒めてあげることは嬉しいことだ。全身も嬉しい。心も嬉しい。全てが嬉しい。
けれども、目はまた使ったからだんだん凝り固まってきた…笑
重たい。ちょっとそろそろ、と上げた腰を床におろしたい気持ちになっているからそろそろやめようと思う。
つまりは、褒めると力が来るということを伝えたかったし、
みんなも是非、全身を褒め、心を褒め、自分を労ってあげてほしいと、
伝えたかった。
日本人、特に”自分を”褒めることが苦手のようだから、
赤ちゃんに可愛い可愛いと言葉のシャワーを浴びせかけるように
自分を愛して労ってほしい。
その愛が
疲れてへたり込む大切な人たちに
神様が一番贈りたい言葉なのかもしれない。