伝道者は言う、
空の空、空の空、いっさいは空である。
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。
世は去り、世はきたる。
しかし地は永遠に変らない。
伝道の書 1:2-4を抜粋しました(*^^*)
私は初めて聖書を手にとったとき、ああ、難しそう(;´Д`)
と思ってめげていました。しかし伝道の書だけは違いました。
「空の空、いっさいは空である」
この一言。「そらのそら」じゃないですよ(*´□`*)
なんだか仏教や儒教の本を読んでいるかかのようで、聖書にもこんなことが書いてあるのだなぁと驚きました。
さて、伝道の書を通して現代の問題を深く探ってみたいなと瞬間思って書き始めました。
皆さん人生についてどれくらい深く考えていますか?
鄭明析(チョンミョンソク)先生はなんと小学生の頃から人生について深く考えていました。そして9歳から聖書を読み始めました。
出発点が早いですね…f^_^;
それくらい先生の環境は劣悪で、貧しくて何もなく、生きる意味や虚しさについて考えるしかない環境でした。
…でもこれってあんまり考えたくないですよね?
私達なら考えない道がたくさんあります。
仕事をしたらいいし、
趣味で楽しんだらいいし、
ショッピングしたらいいし、
友だちと遊べばいいし、
本を読んでればいいし、
ゲームしてればいいからです。
しかし先生はずっと向き合い考えるしかないような環境でした。神様がそのような環境に先生を置くようになさいました。
都心ではなく、山の中で産まれるようになさいました。先生は人生と向き合うほど、聖書と向き合い、神様の存在とも向き合うようになりました。
考えない道はたくさんあります。でも人生何が「空の空」なのか分かって生きれば、もっと心に残る人生を送ることができると思いました。亡くなる前になって、どうしてこんな風にして時間を過ごしてしまったんだろう。虚しいなあ。そんな風に思って生きたくありません。伝道の書は、今生きて行っている生活の何が「空の空」なのか気づかせてくれます。考えることが億劫でも、それでも今と向き合う時、必ずソロモンのように悟ることができると思います。
人生を素晴らしく生きることができますように!