入校式のあと、すぐに学科の授業が始まりました。
その時に出た話で、とても印象に残った話がありました。
教科書に、交通事故を起こして、被害者ご遺族に対してお金を束ねて渡している絵がありました。
教官はこれについて、
「いくら支払っていると思う?」
と尋ねてきました。
当てられた人が答えました。
「だいたい、300~500万円でしょうか?
」
教官は答えました。
「いいところついていますね。」
「でも、前例には、5億5000万円請求されたことがあります」
「もちろん、命の値段が高いとか高くないとかではないですが、それくらい命は高い(貴い)ということなんです」
びっくりたまげました。
ああ、本当に命はお金に変えられない!
と思いました。
けれども私たち
お互いに傷つけ合うことが多いですよね。
この話を聞いて、
どれほど自分の肉体が大切で、お互いに貴重があるのか、もう一度気付かされました。
命はなくなったら取り戻せない。
先生はいつも、あなたの肉体を健康に管理しなさいと話され、命がどれほど大切なのか教えてくださいます。
車を運転することは、命の運命まで左右しますから、
今はしっかりひとつひとつ学んでいきたいと思います。