おじいちゃん、おばあちゃんの前で演奏する機会がありましたが、私の方がもっと癒やされて帰ってきました。
こう、どうしてか、おじいちゃん、おばあちゃんと対話すると、心がじ〜んとするのですね。
出会ったおじいちゃん、おばあちゃん、
もう自分の寿命はいくらも長くないということが分かるから、欲張ることをしないで、今生きていることに感謝し、ささやかな幸せを大切に大切に思って、明るく過ごしていらっしゃいました。
また、「若さ」に対してとても希望的に感じていらっしゃるんですよね。
私に対しても「まだまだこれからね」「まだなんでもできるわ!」と励ましてくださいました。
それで「そうだ、自分ももう27歳かあなんて、年寄りじみた感じで話してたけど、おじいちゃんおばあちゃんから見たら「まだまだ!」なんだな!
そう思いました^^笑
また、演奏を聞いてくださった方々は、どの方も「ありがとう」と、感謝の心をいつも表現してくださいました。
「来てくれてありがとう」「心から感謝します」
心がほっこりしました。
ああ、私はプロでもないし、ものすごく上手いわけでもないのに・・・
こんなに喜んでくれるんだなあ。
一人ひとりの笑顔が、私の力になりました。
おじいちゃん、おばあちゃん・・・様々な人生を歩んで、ときには愛し、ときには許し、ときには涙し、大変なことも困難なこともたくさん経験して、、、その心にどれほど多くの経緯が詰まっているでしょうか・・・。
今は大きなことを望まず、生きている一日一日を大切に想って感謝する姿に、私は心から抱きしめたくなるのでした。
腰も曲がって、背中も曲がって、歩けなくなって、目も開けなくなっても、小さなことにも感謝する一人ひとりに触れて、私が癒やされました。
オリンピックまでは生きなきゃね!
そう話して大笑いする姿。
かけがえのない、命だ。
永遠まで、永遠まで生きましょう。