部屋にこだまする雄叫び。
ミーティングをするためにパソコンを開いて、使命モードに突入しようとするや否や、バタバタと部屋中を
蛾が飛び回っていました。
「ぎゃーーーーーーなんでいるの〜〜〜!!?」
と叫びまわる麦わらさん。だってだって窓開いてないじゃん!?どうして入ってきたお前!?
とほぼ独り言のようにぶつくさ言いながら飛び回る蛾から後ずさり。
そういえば前回もこんなことありましたね。そう、うん、あのときは金虫でした。
しかしあのときは窓を全開にしていたからこそ入ってきたのであって、今回は「窓を完全に締め切っていた」のにやつは入ってきたのです。どういうこと!?と若干パニックになりながら蛾を注視していました。
しかし飛び回る蛾が瞬間見えなくなってふっと消えてしまうから、さらに混乱する麦わらさん。くそう、これからミーティングがあるというのに!気が散るやないかい!!と蛾ごときで血気が出そうになるのを抑えます。
しばらくしていると、反対側の壁にピタッとくっついているのが見えました。白いから見えにくい蛾。
このぉ!と思って頭を拭いていたタオルを片手で振り回します。
しかしやつはひらりと左に避けてさっとかわします。そして消えます。
はあ。なんで蛾がいるのか。なぜ私は虫に翻弄されているのか・・・。
主よ、どうしたらいいものでしょうか・・・。
ミーティングは止めることはできないからミーティングをしながら、時折表れる蛾と争いました。電話でミーティングをしていたのですが、時折蛾が現れて雄叫びをあげるので、電話越しのメンバーに笑われました。すみませんほんと^^;
タオルを振り回してなんとかして蛾を叩こうと思うのですが、やつはいっつも際どい位置に羽を休ませます。タンスにぎりぎり隠れそうな壁だったり、ちょうど影になるような場所だったり、図々しいやつはすぐ目の前にいるのに、
カーテンに止まるという。。。
お前〜〜〜〜〜
でもカーテンの上で叩いても絶対に回避されているのが分かるから、じっと耐えます。
耐えている間に写真を何枚も撮ってやりました。見てろよ〜〜〜
それで羽を休ませている間にミーティングを進めて、時を見計らいました。
「やつが障害物のないまっさらな壁に止まったら、仕留めよう」
きっと聖霊様の感動と計画だと信じます。
それでミーティングが終わる直前、見たらまっさらな壁の中心に止まっていました。
今だ!!!!!
と思って、タオルを振り回したところ、やつの背中にばちーーーーん!!!とクリーンヒットしました。
で、下に落ちたのですが、未だに怖くて見ていません。
きっと床に転がっていると信じます。。
さて・・・これを通して神様、悟らせようとすることはあったでしょうか・・・・。
前回は窓の開けっ放しによる侵入事件でしたが、今回は締め切り状態で生じた蛾による悲劇。
締め切っていたのに、いったいどこから入ってきたのか・・・”しるし”としか言いようがありません。
無残にも打ちのめしてしまいましたが、生じるはずのないと思われていたところから蛾が入ってくるように、「自分が思ってもみないところ」で物事は生じ、動き、変わっていきます。人はいつも自分の考えの内側しか見れませんが、物事はいつも外側で密かに動いています。
それが自分の目の前に来たときには、慌てて驚いて、現実を処理するのに必死になります。そうか、このように時が来たら慌てて驚いて処理することに追われるのだな・・・。
思っても見ないことに対して、私たちはどう対処し、準備することができるでしょうか・・・。
普段から心を締め切って悪い心から守っていても、あのように突然生じて心をかき乱す存在もあるということです。だから常々何が起こってもいいように予測しておくことだし、一つのことばかりに集中することで見えなくなっているものもあるということを念頭に置く必要があるということを学びました。
蛾を通して意外な悟りを得たということで・・・感謝。