聖書の聖句にこんな箇所があります。
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう」 マタイによる福音書7章7節
たしか摂理に来て間もない時、初めてクリスマス会に参加して引いた聖句がこの聖句でした。
でも私は昔から「求める」ことが苦手でした。
求めるって何か、ちょっとこう、妙な積極性があって、個人的には
「いいのかな?こんなこと聞いてもいいのかな?大丈夫かな?」
と心にブレーキがかかります。
塾に通っている時もそうでした。わからない問題があっても、なんとかして自力で解こうとしました。
「こんなこと聞いても大丈夫かな」
「またこんな問題もわからないのかって責められないかな」
そう考えてなかなか積極的に人に質問することもできません。今もそういう節があります。
でも、摂理に来てからは、「求める」ことが悪いことではないということを知るようになりました。
むしろ良いことがいっぱい!
神様は全世界どんな人がいても比べ物にならない財閥家です。
家とかダイヤモンドとか宝石でつくっちゃうし、道に宝石を使うし、まつげにも宝石を散りばめるくらいです。
比べ物になりません。
そんな神様は、人間をこの上なく愛しているから、愛する人には何かあげたいと思います。
だから、神様を愛する人に、願っていることを与えることは、神様にとっても喜びなんです。
そんな麦わらさんは最近も衝撃的な「求めて得た」体験をしました。
場所は聖地月明洞
私は月明洞に来ると通常の3倍はテンション上がります。いつも嬉しいし、いつも讃美したくなります。
るんるんで普段しないスキップなんてし始めます。あと、ジャンプをたくさんします。
心が弾んで笑顔が耐えません。本当に素晴らしい場所です。
月明洞は神様がいらっしゃる聖地であり、月明洞自体が神様の体だと御言葉で出ることもあります。
松の木やそびえ立つ岩、うるわしい湖、滔々と流れる滝、広々とした運動場、心も体も解放したくなる芝生。
万物から神様を感じるしかありません。美しくて雄大で、惚れぼれとします。
そんな自然聖殿では、「求めたことは、本当にすぐに聞かれる」という体験を今までたくさんしました。
今回もとっても印象に残る出来事がありました。
私は11日に韓国に到着し、月明洞には12日と13日、そして14日の朝8時30分には出る予定でした。
すごく短い期間でした。
ですが、その期間でも得るものがたくさんあって、短くても「もう十分いただいた!お腹いっぱいだ!明日帰ってももういいだろう!」
と思いました。でも、たった一つだけどうしてもやりたいことがありました。
自然聖殿でしか行うことができない。
「宴会場 聖殿建築」の作業!!
それがどうしてもやりたかったのです。
それで14日の朝出るけど、10分でもいいからできないかと、ものすごい交渉したい衝動に駆られました。
でも誰かに求めるのが苦手な麦わらさんは、ひとまず一旦芝生に向かって前進し、正座して祈り始めました。
「神様、私は月明洞に何度も来ましたが、やったことがないことが一つあります。それが聖殿建築です。歴史を築く岩の作業に参加できるのが、今回の機会のあとにないと言われています。どうしてもやりたいです。10分でもいいからやれないでしょうか。今回できなければ、次なる岩の作業の機会に1ヶ月間月明洞に滞在させてください。そうしたら作業だけやりたいです。それくらいやりたいです。御心ならばやらせてください」
そう祈りました。
こんなに心が湧き上がってやりたいと願い求めることもありませんでしたが、どうしてもこの機会を逃すことだけが今回の訪問で最も悔いになることが感じられました。
祈りが終わって、夕飯時となりました。私は歩きながら考えていました。
「そういえばヒキガエル岩ってどこにあるんだろう?」
「聖霊様がスカートに入れて持ってきたヒキガエル岩、私見てみたいです。どこにありますか?」
そう聖霊様に語りかけながら歩いていると、パッと横に、目につく岩がありました。
宴会場の岩の作業が行われているすぐ横に、
(゚∀゚)あ!ヒキガエル岩!!!
「わあ〜〜〜ほんとうにヒキガエルですね〜〜〜!!どこからどう見てもヒキガエルですね〜〜〜!」
とスマホを取り出してパシャパシャ撮りました。裏からも見てみましたが、裏はまったく模様も姿もない岩でした。
その方向からでしか「ヒキガエル」が見えませんでした。とても不思議でした。
でも、麦わらさんは、これがヒキガエル岩に見えるからヒキガエル岩かなと思っただけで、実際の確証が得られませんでした。
誰かに確認したい!!
その時、横から2人歩いてくる人がいました。そこに他教会の知り合いの方がいました。
「Kさあん!これってヒキガエル岩ですか?」
「あ!これヒキガエル岩!さっき男性が探してた!」
「やっぱりヒキガエル岩ですね!」
そんな具合で話始めたところ、Kさんではないもう一人の方が、私と同じ深夜便で帰国するということを知りました。
「それで私たちは、お昼のバスで空港に向こうことにしているんだよね」
「え〜そうなんですか!」
「よかったら乗る?」
「え(^o^)?」
「多分席空いてるから大丈夫だと思うよ。よかったら乗る?」
「え、いいんですか!」
「うん、いちおう確認してみるけどね」
そんな調子で、午前出る予定だったバスをお昼に移動する話がポンポンと進みました。
こちらの予定もずらしていいか確認したところ、「大丈夫だと思うよ」と確認が取れました。
でもこの時点では、お昼に出発がずれたのであって作業ができるかどうかは分かりませんでした。
それに作業と言っても、落ち葉を掃除する作業かもしれないし、宴会場の作業に携われるかどうかは分かりませんでした。
しかしその後、LINEに明日の作業について連絡が流れて来ました。
「明日もなんと!岩の作業です。希望者は連絡下さい☆」
(゚∀゚)!!!!!
行きたい!!!!!!
でも、行けるだろうか・・・。
いきなり参加で、午前中だけってできるのかな・・・。
そこで心で求めました。
御心ならば明日の作業やらせて下さい〜〜〜〜
翌日。
朝礼が終わって、すぐに作業のことを取り合ってくださるかたに真剣な顔で話しました。
「今日、バスの出発がお昼になったんですけれども、午前中宴会場の作業やってもいいですか!?」
回答は…
(゚∀゚)やった!!!!
念願の岩の作業!!!!
求めたら、本当にものすごいスピードでできるようになりました!
神様が許諾してくださり、聖霊様が導いてくださらなければ、帰る日の前日にこんな現象が起きるでしょうか。
とても驚きました。
そして、とても幸せでした。
求めたら与えられる。
鄭明析(チョンミョンソク)先生はこう話します。
私は祈って、もらった。求めて、得た。門を叩いて、得た。そして、塀が遮ったら蹴っ飛ばした。爪で刺して越えて行った。それが私の経歴です。私は大学卒、そういうのではなくて、それが私の経歴です。
祈り求めて、求めて、誰よりも求めて、それが経歴にまでなった先生・・・すさまじい!!
でも祈って祈って、そして得た、ずーっと得た、と話されるように、先生は今も祈って多くのものを得ています。
私も祈ったときに得るようになりました。
求めたら与えられる。
神様の御心に叶うものは、時に応じて、必ず得られるようになります(*^^*)
人に求めることができない方は、まず神様に求めてみてくださいね!