自分が労苦し希望をかけて期待したことがあったのに、それに実際に会ったり経験したりしたとき、
自分の期待どおりにならないと、ひどく落胆する。 (明け方の箴言より)
こういうことってありますよね^^;
私も
(゚∀゚)「どうだ!これならさあさあ!」
と思って期待していたものが、大して期待通りにならなくて落胆することがあります。
人生自分の好み通りに上手くいくことは、なかなかありません。
もちろん上手くいくこともあると思います。でも、実際にやってみると、思っても見なかったことと対面するようになるし、それなりにもがいたり大変な思いをします。また、期待はずれの結果になることもあります。
自分がとっても好きになった人も、全部自分が思った期待通りの人かというと、
「あそこはああだし、ああいうときはこうだし」と物足りない面が見えてきます。
人には欲があります。
だからその欲に合わないと、非常に残念な気持ちになります。
でも大抵の場合は、全部かなわなくても、妥協したとしても、それを嬉しく思い、愛して生きようと思います。
自分の好みは、ころころ変わります。
私も高校生の時は、しょっちゅう好きな芸能人が変わりました。
また好きな本や、好きなドラマも変わりました。
ハマるとものすごい勢いでハマりますが、冷めると途端に興味を失います。
人が何かを好きになることも、持続的に価値を見出す努力をしたり、初心を忘れないようにしたりしないと、
好きであり続けることも難しいです。
昔のものを今、どれくらい好きでしょうか。
数えてみると、いくらもないことがわかります。
母の料理は昔から好きですが、自分が以前ハマった何かが今も継続して残っているものは微々たるものです。
ドラマもテレビも芸能人も本も映画も<その時だけ>好きでした。
なんで<その時だけ>なのでしょうか。
飽きてしまうから?
どうして飽きてしまうのでしょう・・・?
いろいろ考えてみて思いつくのは
<満足するから>かもしれないですね。
人は満足したら、すぐ興味を失います。
食べるものも、お腹いっぱいに満足したら、あんなに好き好んで食べていた料理も見たくなくなるように、
あらゆる娯楽も、人も、それに満足したら、そんなに特別に愛して好きになることがなくなります。
そう思うと、「好み」ってすごい人生を振り回しますよね。
鄭明析先生は「好み」についてこんな風にもおっしゃいました。
<好み>は「第2の命の役割」をする。
(゚∀゚)深っ!!!!
と思いました。麦わらさん、こういうのすごい好きです。
好みが第2の命の役割って・・・第2の命、ですよ!?
どれほど影響力があるから命という言葉を当てはめるでしょうか。
でも、人が人生を生きる時に、何を中心にして毎日行きているのかというと、
自分が「好きなこと」に時間を投資します。
それが悪いものだとしたら、どうでしょう。
極端に言えば、麻薬が好きだとしたら、人生狂いますよね!
暴力が好きとか、悪口が好きとか、これも人生を狂わせる材料です。
もしこういうものを好きになってしまったら、結局自分の人生(命)に関わります。
だから<何を好きになるのか>って、ものすごい重要なことだと思うのです。
ちなみに先生が一番好きになったものは何だと思いますか?
先生が最高に好きなのは「神様」です。
神様も人間が好きだから、両想いですねえ(^^)
神様が好きなものは、「人間」「愛」「真理」「平和」「善」「義」です。
神様が好きなものは、不思議と人間も好きなものです。
人間は本来、神様が好きなものが好きなのです。だから、大変な世の中でも「良くなろう」とします。
善を追い求め、悪を憎みます。だから、神様の性質と同じです。
しかし今はその心を忘れてしまって、ズレてしまっている部分がとても多いですが、
神様が好きなものの大切さを、私達がもう一度悟るならば、
きっと私たちは、全体がもっと明るくなる「好み」を抱いて、未来を輝かせていけると信じます(*^^*)