爪って気が付いたらあっという間に伸びます。
気が付いたら、あ、なんか指が変な感じ!と思います。
爪の手入れをする人は、爪にマニキュアを塗って、美しく彩ります。
私と一緒に仕事をしている先輩は、なかなかいつもきれいで、長くて、パソコンをうつといつもカチカチ音がします。
私の場合、気が付いたら伸びているので、そんなにステキではなくて、「はやく切りなさい」という感じです。
そんな爪も長くなるとうんざりしますが、爪がいざなくなったらなくなったで大変です。
爪を切りすぎたときですら、なんともいえない不安な気持ちになります。
ないとないで困るんですよね・・・・
爪がないと、ひっかけることができません。シール剥がすときとか、ひっかからなくてイライラしませんか。
あと爪がないと画鋲をとるのが難しいです。(小学校にあったようなひらべったいやつ)
いざというときに爪がないと、「ああ、爪を切りすぎた!」と後悔しちゃいます。やっぱりないと困るんですよねえ。
ええでは、医学的に爪の存在意義について見てみましょうか。
1.指先の保護
指先は、ぶつかったり、こすれたり、圧迫されたりといった外力に最もさらされやすいところです。ですから、もし指先の皮膚が、他の部分と同じ厚さ・強さだったとしたら、真っ先にすり切れたり破けたりして傷になってしまうでしょう。(略)
では、指先の感覚・操作性能を保ったままで、外力から守るためにはどうすればいいでしょうか。
爪は、この問題をうまく解決できる優れた「装備」なのです。
例えて言うなら、爪は外力から指先を守る盾のようなものなのです。
爪は「盾(Shield)」の役割があったのですね。かっこいい。
神様、指を創造されたときに、「ああ、指は一番危険にさらされやすいから、指を守るために爪をつくろう」と思って創造されたのでしょうね。そうでなければ、指を守る盾のような爪をつくったでしょうか。あらかじめ指がどう使われるのかを知って、爪をつくるようにさせたし、結局は人間が傷つかないように、私たちのことを想って爪をつくってくださったのだなと思います。
こんなに小さな爪なのに、とても愛を感じますね。
ちなみに手の爪よりも必要なさそうな足の爪にも意味があるのでしょうか?
2.爪圧と神経の保護
爪は、物をつかんだり、触ったりするときに指の腹に
力を加えますが、その力を跳ね返すことにより
うまくものをとらえることができます。
これを爪圧といいます。爪がないと爪圧自体なくなりますので、
うまく歩いたり、走ったりすることができなくなりますし
踏ん張ることもできなくなります。(略)指には神経が集中しています。
その神経を保護するために爪は生えています。
爪がふにゃふにゃではなく、硬いのもそのためです。
足の爪がないと、うまく歩けなくなってしまうのですね・・・・不思議なバランスです。
神様、ここに爪を配置することによってうまく人間が歩けるように、このびみょう~なバランス感覚が保てるように、爪をつくったのですね。また足の指に神経が通ることをわかって、盾のような爪を被せるようにしてくださったのです。
小さな爪ひとつなくても、こんなに不便な思いをします。
ましてや、人ひとりの存在はどれほど大きなことでしょうか。
先生はいつもいろんな比喩でたとえ話をしながら、最終的には私たち一人ひとりの価値について話してくれます。
今週は「自分の体を悟りなさい」と、自分が体を持っていること、このことの価値について教えてくださいました。体ひとつ持っているだけでも、多くのことができるのに、それをつくって開発することをしないでいたら、その程度でしか使えません。
私も再度自分自身と見つめあい、さらには自分の爪と見つめあい、当たり前に付き合いすぎて忘れている自分の価値や爪の価値を今週一週間見つめ返していきたいと思います。(爪と見つめあうのは今日でやめときます)