摂理に来て、「考え」がいかに重要なものか知るようになりました。
私たちのすべての肢体が動くのは、ただ勝手に肢体たちが動くのではなく「考え」で動いています。
この「考え」が正しいのか、間違っているのかで、人生の成功と失敗が左右され、永遠の運命まで左右するのだと摂理に来て学びました。
「考えに主の帆を立てなさい」
「主の帆」というのは、キリストの精神、御言葉、ともいいます。
私が御言葉を学んで、本当に良かったと思ったのは、「自分の価値」について教えてくれることでした。自分の価値って分かりますか?私は自分で知っていると自信を持って言えませんでした。じゃあ「人間の価値」って分かりますか?正直言って、人間の価値のほうがもっとよくわかりませんでした。人間がどんな立場として創造されたのかも知らなかったし、人間は悪いことばかりやっているような感じがしました。
ニュースをつけると、ひどい事件ばかりです。「考え」が正常ではありませんでした。
鄭明析先生はいつも自分がどれだけ貴い存在なのかについて話してくれました。そして人間がどれほど価値ある存在なのか、確信をもって教えてくれました。この二つを明確に語れる人こそ、キリストの精神を持っているひと、「主の帆」を立てている人のように思います。
私はちょっと自分が間違えたり、状況がうまくいかないと「ああもうだめだ」と思ってしまいます。自分を責めてしまいます。相手の人の方がもっと優れているのではないかと思います。先生はいつも「人と比較してはいけない。あなたが天下でもっとも貴重だ」と話してくださいます。
そのように話してくれる人がどこにいるでしょうか?
地球、どこを見て回っても、そのように一人一人に伝えてくれる人はいません。慰めで話すのではなく、本当にそうだと思って話してくれる人がどこにいるでしょうか?本当にそうだと思って無条件貴重に接してくれる方がどこにいるでしょうか?
先生はもっとも人間を愛し、一人ひとりを神様の愛で接する方です。その優しさと愛が全身から伝わってくるから、言葉ではすべてを語ることはできません。
主の帆を立てて、今週一週間も頑張りましょう!