信仰のもがき

悪の現場に居合わせて…


現場はそんなに甘くない@摂理の味現場はそんなに甘くない@摂理の味

人はおもてに出して批判したり、あからさまに傷つけたりはしないけれども、心の中ではいろんな考えが渦巻いているものです。

そして、ある瞬間、それが出てきます。

私は最近、人を「立場」で判断する人を見ました。人を「おいおい!」と呼び、雑に扱う姿を見ました。
私はその姿に腹が立って、どうして同じ人間なのにそのようにするのだろうかと、言いたくなりました。
また、極端に誇張し、ダメだと言い、叱る姿に、胸が痛くなりました。
お前も何様だ!と言いたくなる心を抑え、先生を考えました。
先生は、どうやってこのような言葉を乗り越えてきたのだろう?

相手は腹が立つと「お前!」と言い、「黙ってろ!」とねじ伏せる言葉を浴びせます。

それでも先生は赦す心で、祈ってくださいました。

私には到底、できないように思いましたが、先生はいつも柔和な心で包み、すべてを赦そうとしました。

私が先生に出会わなければ、もうムシャクシャして、その理不尽さに耐えられなかったと思います。
でも、先生に出会ったから、今は少しだけ、そのような人のためにも祈れるようになりました。

でも、まだほんの少しです。

私たちは隣の人の間違いを自分の間違えだと指摘されても「そうではない!」と言い返したくなります。
ある人は自分の間違いなのに認めず「お前がこうしていれば!」と言います。

先生は確かに、多くの間違いをすべて背負ってくださいました。
私の間違いも背負ってくださいました。

だから、本当に希望でした。
そのような方一人でも、この世界に存在することが、本当に嬉しく、希望でした。
そして何度も摂理に来て良かったと、告白したいです。

少しずつ少しずつ、私も、綺麗な心につくれるようにがんばります。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]