摂理

釈放後、直接お会いした鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師の姿


摂理の中で「先生、先生!」と慕われる鄭明析(チョン・ミョンソク)牧師と
ついにお会いすることができました。

遠い場所から見たので、豆粒のような大きさでした。

私は双眼鏡を片手に、
あれが鄭明析牧師か・・・と見ていました。
夏場だったんですけれども、半袖姿で、シンプルな格好をしていました。

その時先生と初めて会う方もたくさんいました。
私だけではなく、先生が獄中にいらっしゃる間に摂理に来た方はたくさんいらっしゃします。

なんでそんな中でも摂理についていこうとしたのか。

先生の姿を見て、なお実感したのは、

変わらず神様を愛を伝えられる姿・・・。

神様に賛美を捧げ、私たちに「今も神様が共にしていらっしゃるんだよ?」と、いろいろな形で話され、笑顔で語られ、時には笑わせてくださり、一緒に歌って踊りもしました。

時には素朴なおじいさんのような姿になられ、
時には勇ましい将軍のごとく物事を推し進められました。

花にするとこんな感じ・・・ということでこのイラストです(笑)

・・・

先生がスポーツをなさる姿も見ました。
その日は朝から晩までずっとスポーツをしました。
走り回る姿を見て、私も(珍しく)「やばい運動したい!」と思って、休憩時間に友人とバスケをしたりサッカーをして走り回りましたが、30分くらいで腰をおろしました(笑)

乱れる呼吸を整えながら、自分の中でいきいきとした気持ちが湧き出てくるのを感じました。

・・・生きるって楽しいんだな。

先生はもう70代中盤にさしかかります。
私のお父さんは先生の2つ上なのですが、比較にならない活動量をこなす先生の姿は、まるで30代のごとく・・・・。

どうして獄に10年もいらっしゃったのに、ここまでできるのだろう・・・?

不思議でなりませんでした。

獄の生活は、耳も口もすべてを閉ざしたくなる過酷な環境・・・。
それでも先生は神様の愛について伝え続けました。
だから私は先生を直接見なくても、摂理で御言葉を聞き続けたいと思いました。

でも直接見ても、変わらなかったです。
神様の愛を伝えようと、言葉でも行動でも示され、もっと神様のことを感じられるように見せてくださったんです。

特に社会人となって仕事をしながら信仰を持って生活するひとりひとりに先生は
「いつも本当にご苦労様」「ゆっくりしていってね」「たくさん神様に話すんだよ」と様々に労いの言葉をかけてくださいました。

なんか正直、先生にお会いすることに不安も感じていたんですね。
でも、胸がじーんとしたんです。
先生を一日中見てても、全然飽きない。
見るたびにむしろ、いきいきとした気持ちを取り戻せるようになったんです。

仕事で辛いことがあると、
なんで生きるんだろうってそう思うときもあるじゃないですか。

でも、

人生生きることは、辛いことばかりじゃないんだな。

もっと頑張ろう。もっと前を向こう。

このように生きたら、もっと人生は楽しいんじゃないか。

 

辛くても大変でも、前を向いて走る先生の姿に驚いて、

そんなことを感じて帰ってきました。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]