むかし話

伝説の作品。中途半端人間から脱することができた日


最近の御言葉のなかではっとさせられた御言葉がありました。

「種を蒔くだけではいけない」

この御言葉を聞いて、「あ〜確かにそうだよなあ」と思いました。
たとえ一生懸命種を蒔いたとしても、そのまま放置していたら育ちません。
種を巻いたならば、「育て」なければいけません。
育ててこそ実を結ぶからです。

麦わらさんはよく種を蒔きます。そしてすぐに終わります。

とくに摂理に来る前は、いろんな方面に種を蒔いていました。
「絶対に書き上げる!」と思って書き始めた作品は多かったのですが、
「書き終える」作品はめっぽう少なかったです。
それゆえ【中途半端人間】と自らレッテルを貼って生きてきました。
やってもやっても発展しないし、持続しないし、やってもやめてやってもやめてを繰り返していました。

だから昔の私はまさしく「種を蒔いて終わる人」でした。

摂理に来て私の心に最も響いた言葉がありましたが、それが「最後までやろう!」という言葉でした。

ここに一つの作品を載せます。
伝説と呼ばれる作品です笑

伝説の作品@摂理の味 伝説の作品@摂理の味

私が摂理で御言葉を聞く手前に書いた作品です。

これが私が摂理に来る前につくった最初の作品でした。

これを見たメンバーは最高に私を心配しました。
背景がブラックだし、ちぎり絵だし・・・(この子大丈夫かな?)

ですがこの作品は私にとってもっとも経緯のある作品です。
なぜならこの作品は一度死んでいるからです。
よくわからない緑色が吹き出ていますが、これがもともとつくっていた作品の一部でした。
本当はもっと明るい作品だったんです。クリスマスに向けてつくっていたので、クリスマスカラーです。

でも、ちぎったのは、【失敗】したからでした。
一度実は諦めた作品だったのです。
自分の思ったようにいかなくて、放り投げました。締め切りは翌日でした。
それでもう全部諦めようと思ったのですが、ふと心の中に「最後までだ!」という御言葉が思い浮かびました。

それでもうやっつけのように、紙に真っ黒の絵の具を塗りたくって、
今までつくっていた作品を全部ちぎってばらばらにして、くっつけはじめました。
それでこんな作品になったのでした。

この作品ができた途端、猛烈に感動したのをよく覚えています。

「ああ!これが今私がもっとも描きたかったものだ!最高傑作だ!!」

それはもうものすごい感動でした。
この作品を見るたびに、息が漏れるほどでした笑

それ以降私は中途半端人間というレッテルを捨てて、最後まで行うことをいつも意識するようになりました。
今はそこからはじまって、少しずつこの心も育ち、今では絵以外でも様々な作品をつくって残せるようになりました。

「育てる」ことが「偉大」だ

心も育ててこそ強くなるし、良くなります。
心が強くなれば、継続的に行うようになるし、自信を持って行えるようになります。
悪口や不平不満よりも感謝がでるようになります。

続けて育ててもっと大きく成長していきたいです。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]