Aさん
なんであんなに頑張ったのに上手く行かなかったんだろう。
(努力を報いる神様じゃないのか?…)
Bさん
なぜあんな悲劇が。
(神様がいるなら助けてくれたらよかったのに)
コブン
あとちょっとで欲しいやつ手に入ったのに、買われちゃったな。
(神様知ってたはずなのに)
オヤビン
なんで戦争は絶えへんのや?
(神さんが起こしとんのか?)
麦わらさん
なかなか結果が出ないですね。
(神様、がんばってるんだけどな)
なぜですか???
神様???
いらっしゃるんですよね?????
なぜ神様を恨みがち?悪魔の策略
麦わらさん
今日は神様について知ると同時に、悪魔についても知る時間にしましょう!
麦わらさん
(笑)そうです!悪魔は見えない存在!でもその存在について知らないと神様に対してしなくていい誤解までしちゃうし、神様を遠ざけてしまう結果にもなる。
麦わらさん
そう、人ってなぜか、全知全能な神様が「なんでもしてくれる」と思いがちなんだ。「神様なんだから」ていう理由で。
麦わらさん
じゃあまず、悪魔を知る上でもっとも大切なことを1つ教えるからメモしてくださいね!
悪魔のコレだけは知っとこう!
悪魔の目的は
<神様と人間の間を切り離す>こと!
麦わらさん
…
神様に対する誤解は、結果的に人と神様の間を切り離すことになるんです。
神様は、人を通して助け、万物を通して助け、いつも共にされていると今までも話しましたよね。
でも人々はよく分かっていないんです。
分からないから、悪魔の働きなのに「神様がそうした」と思って、誤解してしまうんです。
オヤビン
神さんについても悪魔についても知らんかったら、たしかに誤解しちゃうわな。
麦わらさん
はい!なので、悪魔についても知る必要があるんです!
悪魔ってサタン?へび?
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。 (ヨハネの黙示録/12章9節)
コブン
麦さん、この「へび」って、本物のへびではないってことですよね?これが比喩ってやつですか?
麦わらさん
前回の
比喩の話と同じだね。悪魔のことを「へび」に譬えたんだ。
オヤビン
<狡猾で知恵深い>・・・悪魔がそういう特性を持っているってことやな
コブン
へび、へび・・・・そういえばへびって、アダムとエバを惑わしたのも、へびだったような・・・
へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 (創世記3章1節)
麦わらさん
まさに!「かの年を経たへび」というのが、6000年以上前にも存在していたへび、つまり悪魔(サタン)のことだよ!
悪魔の働きとは?なぜ騙されるのか?
麦わらさん
せっかくだからこの聖句をもとに悪魔について知ってみようか!
コブン
え、それは、「悪魔が言葉巧み」だったからじゃないかなあ。
麦わらさん
それもあるね。でもエバが「食べたら絶対にダメだ!」と思ったら食べなかったよね。
コブン
たしかに・・・。でもなんで絶対にダメだって思わなかったんだろう?
麦わらさん
たとえば、小さい子供に、「道路に急に飛び出しちゃダメ!」て言ったら、子供はどれくらい分かってくれるかな?
コブン
たぶん、実際に車が通って「あれにひかれちゃうからダメ!」て伝えたら分かるかもしれない。
麦わらさん
そうだね。「どうしてダメなのかちゃんと分かったら」道路に飛び出したりしないよね。でも、それが分からなかったら …
オヤビン
とっさな時に飛び出しちゃうやろな。わしも轢かれたことある。
麦わらさん
それは痛かったですね・・・^^;
エバもちゃんとダメだ!と分かっていたなら、悪魔の誘惑に陥ることはなかったんです。
でもエバはどうしてダメなのか分からなかったんです。
麦わらさん
そう。
そして悪魔は
「分からないことに漬け込む」んです。
オヤビン
あれやな「オレオレ詐欺」とかも、息子の声ちゃんと分かってたら、払わんやつやな。
麦わらさん
そうですね。
詐欺に遭うのも「分からなくて」騙されますよね。
はっきり分かっていたら、詐欺を明らかにすることができます。
コブン
詐欺・・・、つまり詐欺の根本は、悪魔(サタン)が働きかけているってことですか!?
麦わらさん
そう、騙すことは悪魔の典型的な特徴です!なんせ6000年前からやってますからね!
妬み深さ、悪口、不平不満
そこで、大祭司とその仲間の者、すなわち、サドカイ派の人たちが、みな嫉妬の念に満たされて立ちあがり、 使徒たちに手をかけて捕え、公共の留置場に入れた。(使徒行伝 5章 17節)
麦わらさん
そうだね。比較することはメリットもあるけど、大半がデメリットで使うよね。
自分と相手を比較して、羨んだり、嫉妬したり、怒ったりとか…
…ちなみに怒ることも悪魔の特徴だよ!
身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。(ペテロの第一の手紙5章8節)
しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである(ヨハネの黙示録12章12節)
麦わらさん
相手を罵倒したり、悪口を言ったり、不平不満を言ったり、そういうことも悪魔の好物ですねえ。
十字架にかけられた犯罪人のひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」と、イエスに悪口を言いつづけた。 (ルカによる福音書/ 23章 39節)
コブン
あ〜〜〜もう!悪魔なんていなくなっちゃえばいいのに!!
麦わらさん
ホントっ!でも、オヤビンが言ったとおり、
悪魔は見えない存在です。肉体をもたない、ただの霊物にすぎないんです。
自分たちさえ悪魔にやられなければ、悪魔は存在する意味もないし、神様との間を切り離す行為もできなくなります。
互に拒んではいけない。ただし、合意の上で祈に専心するために、しばらく相別れ、それからまた一緒になることは、さしつかえない。そうでないと、自制力のないのに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑するかも知れない。(コリント人への第一の手紙7章5節)
麦わらさん
悪魔の惑わしがあっても、「自分の意志で抑える」ことができるんですよ。
オヤビン
でも、神さんが悪魔を滅ぼしてくれたらいいんとちゃうか?
麦わらさん
そう思いたくなりますよね!
でも、違うんです。たとえ悪魔が滅んだとしても、人間が自らの心を自制することができなければ、悪魔が働きかけなくても、自滅します。
麦わらさん
悪魔が滅びることよりも、「自分を神様の真理でつくること」です。
つくってしまえば、恨めしく思う心もなくなります!
それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。 (エペソ人への手紙6章13節)
麦わらさん
神の武具、すなわち、神様の真理の御言葉で自らをつくり、武装することです!