新しい聖書アニメ「無知の中の相克世界」がついに完成しました(ノ^^)ノ☆
個人的には一番音響に苦労した作品です。
でも、効果音とかは、作画を担当しているMikさんもかなり協力してくださって、なんとかまとまりました(T.T)
そして今回は名古屋嬢のリリーちゃんに映像を担当していただきました!非常に面白い子です笑
お互いにフォローしあって今回も神様と共に完成できたなと思っています^^
是非ご覧になってください!
制作秘話〜音響にもがいた話〜
この作品の難しさは、
ちょっと伝え方を間違えると、誤って伝達されちゃうところでした。
今回、核心となるのは、
神様の働きかけが「わからなくて」
神様が国防問題をネコ王を通して解決しようもしたのに、無知で御心を止めてしまったことです。
ヨシヤの祈りが成就する瞬間だったのに、「わからなくて」あっけなく終わってしまったのです。
この残念さがなんとも、心に残ります。
でも「わからない」って、ある意味当然のことですよね?
知らなかったからといって、あんなにも神様の前でいいことしたヨシヤなのに、なんであんな死に方をしたのだろうか…?
神様は冷たい神様なんじゃないだろうか?
そう受け止められても不思議ではありません。
だから、物語の構成段階から、今まで以上に神経を使った作品だったと思います。
それは音楽もしかりで、
音楽の表現ひとつで、どう受け取られるのかも変わってくるなと思うのです。
後半に向けて、ヨシヤ王が分からなくて戦争をしかけてしまう辺りのシーン。
ここは熱い!戦闘シーン!のように表現することもできますし、ただの悲劇ドラマのような「ドバーーン」みたいな表現もできます。でも、なんかもっと深みのある、意味深い神様の心情が伝わるものを選びたいと思いました。
・・・しかし、なかなか難しかったですね💦
さらに難しかったのは、今回のアニメはあまり感情的なシーン(セリフ)がないことです。
それがもう・・・っほとんどが解説…!!涙
それでどう表現したらいいか、難しかったです^^;
全体の流れが動画で組み合わさって、ようやくどんな曲をつけたらいいか見えてきました。
(動画で組み合わさる前に選んだ曲は、ほとんどボツという・・・^^;)
全体の流れが見えると、ようやくそこに表現したいものが見えてくるんだなと学びました。
さて、流れが分かってからの音響は結構簡さくっと進みました!
特にヨシヤ王が8歳のときから、どんどん神様のために業績を立てていったところのBGMはかなりハマった感じになったんですよ…!(制作したみんなでめちゃ盛り上がりました笑)
最後の刺さるシーンは、今も少し、まだ吟味することもできたのかなあと思うところもあるのですが、それでも最初に選んだ曲よりは良くなりました!
最初に選んだ曲はもっと
「うおおおーーー!!!
っっっドッバ〜〜〜〜〜〜ン!!!」
という感じの曲だったんです笑
でも、映像が出来上がって見て、何かちょっと違う感じがしました。
ネコ王の手紙からのくだりって、
ヨシアから見ても、神様から見ても緊張する場面だったと思うんです。
「果たして私の働きかけに気が付いてくれるのか…??」
「もしかして、このまま私に尋ねないのか…??」
神様も絶対にハラハラしていたと思います。
どうかヨシヤがネコ王に対立しないように、どんなに願ったでしょうか…。
それで、最後は
緊迫感の出るBGMを選曲することになりました。
いつも選曲するときには神様のぴん!と来る感動と共に選べるのでたのしいです(^ ^)
神様は手紙でネコ王を通してはっきり伝えていました。
「神がわたしに命じて急がせています。
わたしと共におられる神に逆らうことをやめなさい。
そうしないと、神はあなたを滅ぼされるでしょう」(歴代志下35章21節)
しかしヨシヤは、人の言葉を聞いて判断して無念にも、自分の人生、そして民族の運命まで悲しい結果になりました。
これは神様が望んでいないことです。
今も同じで、
今自分に神様が良くしようと思って働きかけているものを、無知で止めてしまったり、やらなかったり、やってしまったりしていることがあるかもしれません・・・(-_-)
だからいつも「対話しなさい」「祈りなさい」「私と一緒にやろう」(^_^)
神様といつの間に対立して、無知の相克世界になってしまわないように、
非常に教訓となる、深いメッセージが込められた聖書の教えだと思います。