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就職活動の失敗談〜信仰はあったけど就活を舐めて失敗した痛い話〜


人生を生きる中、必ず通らなければならない就職活動。誰もが苦い経験をしながら、職場探しに没頭されたのかなあと思います。

私も新卒のういういしいあの頃を考えると苦々しい記憶ばかりが蘇ります。その記憶は、しばらく自分にとっても理解ができず、誰にもいい影響を与えられない話だから、ずっと言えなかったし、ブログにも書かずに心の底にとどめていました。でも今は分かるようになったから書いてみたいと思います。

まだ私が摂理に来て2年足らずのときです。

大学4年生のとき、周りが就職活動を意識して始めていた頃でした。(当時の就活解禁は4年生の夏?だったような気がします)

私は本当に本当に残念なことに、世の中に出てやりたいことが微塵もありませんでした。仕事を探す気力もなかったんです。

「ああ、どうして人生働かなければならないのだろう?」とそんなことばかり思っていました。当時はまだ、仕事ができる祝福を知りませんでした。正直言って、正社員で仕事をすることに、まったく魅力を感じていませんでした。派遣でもいいと思っていました。自分のプライベートと仕事のバランスが保たれなければ仕事なんてしないほうがマシだ。それくらいに思っていました。

私がやりたいことと言えば、もっぱら小説を書いたり、何かを発信したりすることでした。でもマスコミ業界に入りたくもなかったし、社会に出てそれをしたいと思わなかったんです。だから困りました。

大学で就活説明会が開かれてそれにも行ってみたのですが、メーカー、医療機器、数個見て、もういいやと思いました。受けてみたい気持ちが少しあれば受ければいいのに、当時の私は受けることもしませんでした。

出版会社に行ったり、人材会社にも行ったりしました。いくつかは受けましたが、落ちました。はあ、なんで就活なんてしないといけないんだろうと思いました。

私がたったひとつものすごく頑張っていたことは「お祈り」でした。

すんごい項目を上げて祈っていたんですよね。こういう会社、こういう会社と20個くらい項目を上げていたかもしれません。それも1年くらい前から続けて祈っていました。でもですね、これが私の最大のつまずきになってしまったんです。

受かった会社は、とある清掃会社の委託会社でした。私は最初事務の応募で受けましたが、二転三転して、個人営業の新規開拓に回されました。回されたというよりも、その方向に話が進んで、その仕事現場がどんな感じかも見せてもらって決めました。

でも入ったら実は「業務委託」ということがわかったんです。

業務委託がどういう扱いを受けるのか、私はまったく知りませんでした。入ってからいろいろと知りました。個人事業主の扱いになるから労災保険とかそういうのもなかったし、完全歩合制で、交通費も出ませんでした。新卒で貯金もないのにやってられない環境でした。

さらに、周りの人たちはほとんど「将来社長になる!」という人ばかりでした。最高に体育会系の人たちでした。いつも出勤するとハイタッチをする人たちでした。このような環境をまるで<天国>かのように思って仕事をしていました。私ははたと気がついたのです。

すべてに置いて、私と合っていない会社だと・・・。

親にも心配され、そして強く止められました。その会社を辞めなさいと。でも私は反発しました。だってずっと祈ってきてようやく決まった会社だから。3ヶ月は続けさせてくださいと話しました。

でも、お金はなくなるし、続けることはできませんでした。それで2週間で辞めることになりました。

 

はあ。

あの時、すっごくつまずきました。どうしてあんなにお祈りをしたのにこんな会社に入ってしまったんだろう・・・?

そのことを考えると、プシューと力が抜けて、何もしたくなくなりました。でもお金がなかったから、日雇いのバイトをしました。また親に助けてもらって就職活動を続けました。

でも私は神様をどこか、信じるのが難しく思っていました。だって、どうして・・・

今はすごくわかります。何が問題だったのか。それは、

お祈りばかりして、<実践>が足りなかったんです。これが一番の問題でした。気力もなかったし、就活に対してなんの希望もありませんでした。でも、やらないといけなかったんです。なぜなら、神様が私にくださろうとする祝福の職場があったはずだったからでした。

その後夢を見たのです。私が見たのは、私がちゃんと就活をしていたら入るはずだった「職場」の光景でした。

今でも思い出します。

もう一つの問題は<無知>だったことです。

無知、無知、これほど無知が恐ろしいのかと武者震いするほど悟りました。会社を舐めていた。社会を舐めていた。就活を舐めていた。自分がどれほど知らなくてこんなにも損をしたのかと、地団駄を踏む気持ちでした。

私がようやくこの話をブログに書けたのは、問題が解けたからです。何が問題でどうしてこうなってしまったのか分からなかったし、私が大学のとき上手くやらなかったからだと、自分を責めることも多かったです。でも、神様はその後の職場までも手をとりちゃんと最後まで導いてくださいました。

普通は嫌になっちゃいます。もっと就活したくなくなるしかありません。でも、あの時を乗り越えられたのは他でもなく御言葉のおかげでした。お金がなくても私は続けて教会に通いました。御言葉を聞くと、今自分が何をするべきなのか方向性が分かったし、神様が共にして力を与えてくださっているのを感じたからです。

その時私は、道を誤ってしまったと思ったんですが、今ではあのような経験ができて本当に良かったとも思います。あんなにお金がなくて辛い思いもしたのは人生で初めてでした。もちろん実家でしたから、たくさん助けを受けましたが、そのありがたさも普通に上手くいっていたら感じることはできなかったと思います。

また社会に対する無知によってこんなに苦痛を受けるのかと、それが分かったそのことが財産だと思いました。この経験が少しでもこれから就活をする人たちの助けになれたらなと思っています^^

最後に話せるのは、

どんなことがあっても、それでも前を向いて行えば、必ず神様が導いてくださいます!!

行いつつ、祈りつつ、調べつつ、知恵を持って最後までやれば、必ず神様が自分のために用意してくださっている企業と出会えると思います!だから最後まで諦めないでください!

是非私の失敗談を反面教師にして、行ってみてくださいね!仕事は、やってみると本当に楽しいし、祝福だと感じるようになりますから、最初は分からなくて無理やりかもしれなくても、希望を持って続けて探してみて下さい^^

天と共にすれば、失敗も大きな悟りと教訓です。神様は失敗にも大きな御心を持って働きかけてくださいますから、心配しないで頑張ってみてくださいね。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]