むかし話

自分を受け入れてくれる人を探していた


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摂理に来る前の、麦わらさんのむかし話シリーズ。

前回10月の曇天雲を見ると、あの頃の記憶がよみがえるの記事で「瀬戸際くん」と「終末くん」のノートについて書かせていただきましたが、

今日はその、誰もが気になるようで知りたくない「終末くん」から、むかし話をしていきたいと思います。

自分を受け入れてくれる人を探していた

2010年9月14日 

怖いと思ってるんでしょ。わかるよ。
傷つくのが怖いし、傷つけるのが怖いって思ってるんでしょ。(…略)

アリエッティのサントラを買って良かった。
いい曲ばっかだ。

怖くなんかないよ。
信じれば怖くない。
でも逃げられないんだよね。
一度きりの人生。楽しくやろうよ。
受け止めてくれる人がいるんだから。

「終末くん 第3巻より 抜粋」

当時、麦わらさんは「不安」でいっぱいでした。
どんな不安なのかというと、「自分をさらけ出したときに、その人は受け入れてくれるのか?」という不安でした。

私は過去、自分の話を誰にでも話すことはしませんでした。
友達はもちろん、家族にも、学校の先生にも言えませんでした。
また、友達から見た時、私は「面白い人」だったから、その内側にあるドロドロとした自分を出すことを恐れました。
でも、ずっと自分の中にとどめていることもできませんでした。とても孤独で寂しかったから。

いつか自分のすべてを知ってくれる人がいる。

そう心で思っていました。誰か、誰か自分のすべてを知ってほしい。

でも怖い。

相手がわかってくれるだろうか?それを話して、もし理解してくれなかったらどうしよう。
さらけ出して、それによって傷つくことがとても怖かった。また自分が相手を傷つけてしまうことが怖かった。

日記の途中にアリエッティの曲が出てきますね。

私はいつも「不安」を「音楽」で解消していきました。

また、「傷ついた心」もいつも「音楽」で解消しました。
切ない音色が自分の心の内を代弁してくれるようでした。
音楽を聞いていると、音楽と心が一体になって、すごく涙が出たりもするし、ものすごく力が出たりもしました。

でも、不安を音楽で解消したくても、結局は限界が来ました。
それで日記にしたためていたのでした。

傷ついた自分をごまかす毎日でした。

摂理に出会って

「私のことを受け入れてくれる人はいるのだろうか?」
この問題に答えてくれたのは他でもなく「神様」でした。

「神様は生まれる前からあなたのことを知っていたし、今まで生きてきたすべての過程をわかって
御言葉を聞けるように呼んでくださったんだよ」

バイブルスタディを聞く中で、神様について学びました。

そして神様が誰よりも自分を受け入れてくれる存在なのだということに
気がつくようになりました。

神様はあなたを愛している。そういう言葉は、最初はよくわかりませんでした。
どちらかというと、「あなたのことすべてを知っているんだよ」そう言われたほうが胸にぐっときました。
受け入れてくれる人を散々探していたからでした。

それで、麦わらさんはお祈りがそんなに嫌いではありませんでした。
今までずっと日記に心のうちをしたためてきたものを、神様にシフトしてみたのです。
神様は私が告げる千言に対して、一言で返すように、
私の状況を変え、環境を変え、人を送って、もっと心の問題が解けるように導いてくださいました。

だから今もこうやって不安もなく元気に生きられています(^^)

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]