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トルコ空港テロ事件「秩序がなかった」〜無秩序が怖い〜


トルコ空港テロ
引用:The Huffington Post

【AFP】トルコ・イスタンブール(Istanbul)のアタチュルク国際空港(Ataturk International Airport)内で武装した男たちが銃を乱射している間、ハネムーン中のカップルは空港内にある美容室の戸棚の中に隠れて固く抱き合い、身をすくませて鳴り響く銃声を聞いていた。ただただ、見つからないようにと祈った。

「妹は走って逃げだした。でも、どの方向に向かったのかは分からない。私は転んでしまったので、そのまま銃撃がやむまで床に伏せていた。まだ妹は見つからないし、あるのはこの身一つだけだ」と、この女性はAFPに語った。

東京行きの便を待っていて事件に遭遇した日本人女性は、逃げ惑う人波にのみこまれたと話した。「銃声が聞こえて、誰もがみんなパニックになった」

ラトビア人ビジネスマンは、ターミナルビル内にいた人たちは何が起こっているのか、まるで分からないまま恐慌状態に陥ったと証言した。「みんな走り回ったり、叫んだりしていた。何も分からなくて、最初はけんかか何かかと思った」

そのうちに、爆発だ、銃撃だという声が上がり始めたという。「秩序も何もなかった」。それから数時間、状況を知る手立てはソーシャルメディアだけだったという。「私たちが隠れている場所からほんの200メートル先で何が起こっているのかを、地元の男性が見せてくれた携帯電話の動画で知った。現実とは思えない光景だった」と、このビジネスマンは語った。

引用:LINENEWSより

この記事を読みながら、ひときわ私の目に入ったのは

「秩序もなにもなかった」

 

突然襲いかかる銃撃と爆発

何もわからなくてただ逃げ惑うしかなかった人々。

私もその場にいたら同じだったと思います。

命を生かすために、身の回りのものは全て捨て、お金も全て捨て、走ったと思います。

無秩序が怖いです。

私は学生時代、自由という言葉が憧れでしたし、
自由に生きたい!と思っていました。
でも自由が「無秩序」になったら本当に恐ろしい世界になります。

「真理は人を自由にする」(ヨハネによる福音書 8章31~32節)

秩序はかならず必要です。

だから社会には「法律」が必要ですし、
人間の心には良心に沿った法律「真理」が必要です。

今回の銃撃によって、外国人を含む41人が死亡し、
239人が負傷されました。

本当にこのような悲痛の事件がなくなることを、心から祈ります。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]