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報道の嘘とそれにまつわる3つの問題


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最近、クロ現こと「クローズアップ現代」でやらせ問題がありました。

裏付けが不十分のまま、「ここがブローカーの拠点だ」とそのまま報道していたそうです。

私たちは目で見たとおり、聞いた通りに判断することに慣れていて、間違った報道があっても気づかないことが多いです。この報道に関しても、誰が「ん、これは変じゃないか」と思ったでしょうか。ほとんどの人が、聞いた通りに「そうなんだ」と判断してしまいました。

「考えない問題」

全ての人に当てはまる、現代(いま)もっとも深刻な問題は「考えない」問題だと思います。

これは私も胸を張って言える人ではありません。私も同じく「考えない人」でしたから。

考えないことが本当に恐ろしいです。たとえば、

相手の立場を考えない。

言葉の背景を考えない。

歴史と経緯を考えない。

考えないと人は目で見たことが「真実」だと思い、耳で聞いたことだけが「正しい」と思います。しかし目で見ることがどれくらい真実で、正しいでしょうか。

以前、鄭明析(チョンミョンソク)先生がおっしゃっていた内容が浮かんできました。

「柄杓の水を流して、地面に水がしぶきをあげている部分だけをクローズアップして人々に見せてみなさい。それを見せながら、この付近にとても大きな滝があると話してみなさい。そうしたらみんな本当に滝があると思う」

メディアはこのようにこうなのだと、分かりやすくたとえて教えてくださったのを思い出します。

考えなければ騙され、無駄な争いをすることになるから、本当に無念です。

相手の立場を考えない

最近話題になった事件の中で、コンビニで万引きを届けた6人の小学生が、容疑者扱いされてしまった事件があります。コンビニ側で防犯カメラを先に確認もしないで、警察に通報してしまったことで大きな問題となりました。

私はこれを聞いて、コンビニ側でしっかり「確認」することが必要だったな・・・そして純粋に6人の小学生たちがかわいそうだったな、と思いました。あってはいけないことだし、容認できない問題です。

しかし、私がもっと深刻な問題だと思ったのは、それを見た視聴者側の反応です。

もちろん一部の人ですが、この事件を見て、ネット上でそのコンビニ名と場所をネットで公開し、「最低」「早く特定して潰れてしまえ」などの誹謗中傷を浴びせました。それによってコンビニ側がどうなるのかも知らずに、「悪いことしたんだからこうなってしまえ!」と、ただそれだけです。

愛がない問題

確認をみんなちゃんとしていますか?

コンビニ側の間違いはあってはなりませんが、私たちだってふとした感情に流れて犯しかねないミスです。

それを第三者があーだこーだと介入し、その人の人生まで「許さない」と言わんばかりに批判を浴びせます。

愛がまったくありません。

自分が何かミスをしたとき、同じようにされたらどう思いますか?

自分だって苦しいし、悲しいし、腹が立つはずです。

鄭明析(チョンミョンソク)先生はいつも「許し」「慰め」「寛容」「愛」です。

絶対に相手をおとしめようとして貶したり悪口を言ったりしません。ひたすら愛で忍耐し、慰め、許してくださいます。

終わりに

私たちはしっかりとメディアリテラシーを学ぶ必要があります。情報は完全ではありません。情報も人が介入しているからです。また視聴者の私たちも、情報のその先に、人の人生がかかっていることを忘れてはいけません。

賢く分別しながら、お互いには愛で接する、そんな時代を早くつくっていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]