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冷凍メンチからO157。安全と信じるしかない食品問題


 

神奈川県は1日、同県平塚市の食肉販売会社「肉の石川」が販売した冷凍メンチを原因とする食中毒が起きたと発表した。

男女21人に症状が出て、このうち8歳女児が重症で入院、8歳男児が入院して治療を受けている。一時重症化した5歳男児は退院した。冷凍メンチから腸管出血性大腸菌オー157が検出され、患者5人から検出されたO157と遺伝子パターンが一致した。

この冷凍メンチは「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」で、賞味期限が来年2月26日のもの。神奈川、千葉両県の「イトーヨーカドー」各店舗で販売され、賞味期限が同年2月17日、4月12日のものと合わせて回収対象となっている。

私は東京都民なので、ふとこの記事を見て、「ああ、こっちは大丈夫かな」と思ってしまいました。でも、私は神奈川の方向に行くことも多いし、友人のほとんどは神奈川県民。千葉県にも友人メンバー方がいます。だからついうっかり食べてしまってはいなかっただろうかと心配します。

しかし、このような問題は地域や場所問わず決して他人事ではありません。。

冷凍食品は気軽に安く簡単に作れる料理です。だから、冷蔵庫にはな必ず冷凍食品があります。1から調理しなくて済むので簡単でいいですよね!でもそれが、命の危険を脅かす食品へと変貌するなら、どれほど恐ろしいことでしょうか。

「安全」と信じるしかない私達の限界

普段当たり前に食べる冷凍食品。とくに学生の頃はしょっちゅう冷凍食品を食べていました。お子さまを持つお母さま方はお弁当の隙間に冷凍食品を入れたことがない人がどれくらいいるでしょうか・・・。それくらい口に冷凍食品を入れることが多いです。

私たちは「なんでも口に入れる」ことはしません(-.-)

「安全」と思うものだけ口に入れます。

だから信頼している食べ物しか口に入れません。

しかし問題なのは、冷凍食品はほとんど信頼しきってしまっていることです。「もしやこの中に何か変なものが混ざっていないものか・・・」と疑心暗鬼したらキリがありません。そうしたら冷凍食品は愚か、すべての食品に対しても「これは食べるべきか、食べないべきか」と永遠悩み続けなければいけません。外食もそうです。でも食べたいです。だから私たちは信じることをしなければ生きることができません。

だからこそ食品の問題はとても重大で、とても恐ろしい事件だと思います。食品は人為的にわざと悪いものを混ぜることもできれば、感染して悪いものになることがあります。だから携わる方は清潔を徹底することになります。

以前私がスーパーや飲食店に勤めていた時は、手もしきりに洗うし、うがいもするし、徹底した「清潔感」を求められました。人の命に関わることだから小さなことから徹底します。

しかし、この徹底した「安全」を意識から忘れてしまったら、「死ぬ」こともあります。だから怖いです。会社は徹底して食品と行き届いた教育で管理しなければなりません。とても難しい問題でもあります。しかし忘れないで基本に徹底して続けて行うところは、そのような問題を引き起こすことはなくなると思います。

私たち側で何かできることはあるとしたら、「なるべく自分で料理すること」くらいですね(T_T)

お子様、お孫さん、大切な家族ひとりひとりを思うと、少し苦労するとしても安全のほうがいいですよね。いつも手料理をつくってくれる母にも感謝したいです。

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麦わら
東京都民。児童館で働く傍ら社会問題を勉強しながら作品「オヤビンとコブン」を書いています。子育て支援員。保育士や子育て教育支援カウンセラーを勉強中。お問い合わせ・感想はLINEでもどうぞ![プロフィール詳細はこちら]